nao、給湯器のリモコンを取り替える。
こんにちは。naoです。
今回は給湯器のリモコンを交換します。
特に壊れているわけではありませんが、取り替えるのには理由があります。
去年2021年7月に室外にある給湯暖房熱源機を交換しました。
壁掛けの給湯暖房熱源機は重いしパイプ接続や結線が多くて面倒だったので、交換は業者にお願いしました。
この時、リモコンは古いのが流用できたので、そのまま使うことにしました。
しかし、最新の給湯暖房熱源機は停電モードといって、停電した時に停電ユニットを使うことで、クルマの電源で給湯機を動かすことができるようになったのですが、停電モードを起動するためには、最新のリモコンが必要なのです。
マンションなので、非常用電源はクルマの古いバッテリーを使うことにしました。
3月にクルマのバッテリーを交換し、古いバッテリーが余ったので、これを電源に流用し、給湯機の停電対策をすることにしたのです。
でも、停電ユニットは来月買います。
購入したリモコンは、ちょっとだけ高機能モデルのリンナイMC-300Vです。
エネルックといって、ガスやお湯の使用量をライブ、日、週、月単位で見ることができるものです。
しかも、デザインがシンプルで今っぽいです。
楽天で買ったリモコン約16,000円 |
では、面倒なお風呂のリモコンから交換していきます。
13年ほど経過したお風呂リモコンは、スケールで真っ白です。
スケールで表示が見にくくなっている |
拡大すると真っ白。ひえー。 |
毎日シャワーをかけても拭き取らないとこんなに!
このモデルは横からドライバーを入れてフロントパネルを外します。
モデルによっては下から開けるものもあります。
フロントカバーを開けたところ。横のくぼみは何のため? |
フロントパネルを外すとこのような状態に。
ボタン周りまで真っ白 |
フロントカバーは簡単に交換できるので、リンナイ公式サイトでも購入することができますが、スケールがつく表示部は簡単に交換できないようです。
左右の木ネジ2本で止まっているので外します。
さらに、裏は両面テープ付きのパッキンで壁についているので、スクレイパーなどを使ってテープをはがしながら、テコの原理で取り外します。
取り外したところ。パッキンが壁にベッタリ。 |
この壁に残ったパッキンをスクレイパーを使って地道にはがしていきます。
スクレイパーで残ったパッキンをはがす |
写真はスクレイパーですが、大きめのマイナスドライバーのほうがはがしやすかったです。
パッキンをはがした残骸 |
当然、パッキンをはがしても糊跡などと一緒にパッキンの残骸が残ります。
これをシリコンリムーバーなどを使ってはがします。
掃除にも使えるけどとても臭いシリコーンリムーバー |
シリコーンリムーバーはもっと安いブレーキパーツクリーナーでも、中身は同じハズです。
黒カビのような跡が残っていますが、これは塩素系漂白剤ですぐに取れました。
ここで古いリモコンとつながっているケーブルを切り落とし、ケーブルが穴に落ちないようにクリップで留めます。
この大きさのクリップでも穴には落ちない |
ケーブルを養生テープで留めておくこともできますが、作業性は落ちます。
新しいリモコンはコネクターがついていますが、壁から出ているケーブルは残念ながらコネクターがありません。
コネクターを切って、端子を繋ぎます。
新リモコンはコネクタ付き。ケーブルにコネクタがついていたらものすごく楽だったのに・・・。 |
写真の注意書きのように、圧着型の閉端子があればよかったのですが、あいにく持ち合わせがありませんでした。
もったいないですが、ちょっとお高いレバー端子で結線しました。
もったいないけど、結果的にあとから救われます。 |
新しいリモコンも、フロントパネルを外して作業します。
新しいリモコンは下からマイナスドライバーを入れてフロントパネルを外します。
新しいリモコンにはドライバーを差し込む爪があります |
そして、リモコンの裏に新しい両面テープ付きパッキンを貼ります。
新しいパッキンはホワイト |
結線する前にパッキンをリモコン裏に貼る必要があります。なので、一旦ケーブルを外しました。レバー端子の結線で良かった!
ネジ位置もあるので、ネジを仮組みしつつ、水平器を使って水平になるように貼り付けます。
左に約1.5度傾いています |
パッキンを少しだけはがしつつ、水平になるように調整し、ネジを締めました。
なんとか水平になりました。 |
これでフロントパネルをつけて完成!と、言いたいところですが、先ほどの注意書きにもあったように、全周にコーキングしなくてはなりません。
古いリモコンはコーキングしてなかったぞ! 手抜き施工か!?
マンションのお風呂リモコンはコーキングせず、先ほどのパッキンだけで防水しているところが多いようです。
本体も結線部以外は樹脂で固められていて、単体で防水性能があるはずなので、コーキングは念のためなんでしょう。
でも、あちこちに「コーキングしてください」と書いてあったので、コーキングすることにしました。
近所のホーマックで買ってきたシリコーンシーラントとマスキングテープ |
今はコーキングガン不要の少量ハンディタイプのシリコーンシーラントが売っていました。
通常のシリコーンシーラントよりもちょっとだけお高めですが、コーキングガンが不要の分、少量だけ使いたい人には安く済みます。
一族の中で一番不器用なので、塗装は超絶へたくそです。
とはいえ、塗装と違ってまっすぐ塗るだけ。はみ出ても指で均一に広げればよいですし、塗ってすぐならやり直しも効きます。
マスキングテープを周囲にまっすぐ貼ってからドキドキのコーキング作業開始です!
リモコンと壁の隙間に均一にシリコーンシーラントを注入! |
塗り足りないところに再注入し、塗りすぎたところは指で均一化。 |
塗り終わってから、ゆっくりマスキングテープをはがすと・・・。
お!初めての割には薄く均一にきれいにコーキングできました!! |
最後にフロントパネルを嵌めて完成です。
こうなりました。カメラと手が映り込むくらいキレイ! |
つづいて、休む間もなく台所リモコンの交換です。
実は、台所リモコンはもう10年くらい前に一度交換しています。
交換理由はガスの使用量を見てみたかったので、エネルック対応リモコンを導入したからでした。
なので、台所リモコンの交換は比較的簡単なのは知っていました。
タッチパネルタイプのMC-160VC |
こちらもフロントパネルがあり、下からマイナスドライバを入れてフロントパネルをはがします。
このリモコンもマイナスドライバーを入れるツメがありました |
リモコン本体がバックパネルとネジ1本でつながっているので外し、真上にスライドさせてバックパネルから外します。
下のネジを外して上にスライド |
バックパネルはこんな感じ |
リモコンの裏はY端子で接続されています。
ここは防水の必要がないので、直接接続しているんですね。
ネジを緩めてY端子を外します。
こちらが台所リモコン裏のY端子 |
既存のバックパネルを外し、新しいリモコンのバックパネルを付けます。
木ネジで付けてますが左上のネジはバカになっています。 |
新しいリモコンのY端子にケーブルを接続し、バックパネルに嵌めてから真下にスライドしてカチっとなれば完了です。
カチッとハマった新しい台所リモコン |
さて、屋外ベランダにある給湯暖房熱源機のコンセントを入れましょう。
すると、台所リモコンにこんなメッセージが。
停電モードへの誘い |
給湯暖房熱源機が通電されると、それが停電からの復帰なのか、それとも停電ユニットを接続したのか、熱源機にはわからないので、ユーザーに選択させる画面を5分表示するようになっています。
これはちょっと親切ですね。
停電ユニットを購入したら、これでテストしてみたいと思います。
温度表示がデカくなった新台所リモコン |
これでリモコン交換完了です。
来月の停電ユニット購入が待ち遠しくなりました。
あれ?時刻表示が小さくなって見づらいぞ!
エネLiveのガス消費量も見づらくなった。
どうやら、以前の台所リモコンは時計代わりだったり、給湯暖房熱源機が正常に動いているのかどうかの確認などで、頻繁に見ていたようです。
表示が変わって、無意識に見ていたことに気づきました。ちょっと不便。
設定を確認しても、時計やエネLive表示を大きくする設定が見当たりませんでした。
メーカーはそんなことより湯温表示を大きくすることで、やけどのリスク軽減を優先したのだと思います。
設計思想の表れなんだろうなと思いました。
リモコン交換は大成功です!!
停電への備えが着々と進んでるね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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