2022/04/02

パナソニックドラム式洗濯乾燥機を修理する(後編)



こんにちは。naoです。 前回、Panasonic ななめドラム式洗濯乾燥機NA-VR3600Lのエラー「H59」を直すため、乾燥送風モーターを交換しましたが、それでも直らず、更に「H71」のエラーが出ました。

パナソニックドラム式洗濯乾燥機を修理する(前編)

モーターを交換しても直らず。原因は基板??


基板故障を疑い、「コントローラー(フカヨウ)AXW024C-7JGAC」を日曜日に発注、月曜に発送、水曜に到着しました。さすがクロネコヤマト、仕事が正確で速いです!


意外とデカい面積の箱に入っていました

開けると基板だけでなく、バックパネルも入っていました。


新しい基板。ピッカピカ!

洗濯機や食洗機など水を扱う家電製品は水に濡れてはいけないので、基板が樹脂で固められています。


背面も水から守る必要があるのでしょう、基板はバックパネルと一体化されていました。

洗濯したいので、早速交換です。

コントローラーは前面からアクセスできる位置にあるので、交換は至って楽で、ねじは7本だけです。

まず、下にあるネジを3本外し、下部のプラスチックパネルを外します。

3本のうち1本は排水フィルターカバーを開けた中にあります。(排水フィルターを外す必要はありません)


あ、写真にネジ2本が映っていない。脚の上にネジ2本あります。

パネルを取ると、鉄製の基板カバーが現れるので、これまたネジ3本を外します。

できれば、先に下部、次に右のネジ、最後に左のネジを外しましょう。じゃないとパネルがぶらーんとして外しにくくなります。

あ、下の写真は「右のネジ」が写っていません。右のケーブル付近にあります。


基板カバー。

基板とご対面…

と、いきたいところですが、放熱ファンのケーブルがくっついているので、ファンのコネクタを外します。


なぜか外しにくい部分にある放熱ファンコネクタ


ようやく基板「コントローラー(フカヨウ)」が見えました。


コントローラー(フカヨウ)の全貌

そして、片っ端からコネクターを抜いていきます。

写真のように、ケーブルの束は下にあるので、上のコネクターからどんどん抜いていきます。

素晴らしいことに、同じ形のコネクタがないので、何も考えずに抜くことができます。


コネクターを抜いた状態がこちら

コネクターをすべて抜いたら、基板を固定しているネジが右側にあるので外します。

このネジだけ金属に固定されているため、プラスチック同士で固定されているほかの6本とは長さは短くピッチが細かいので間違わないようにしましょう。

そして、新しい基板を固定し、コネクタを下から順にどんどん挿していきます。

しかし、新しい基盤と一緒に、なにやら短いケーブルが同梱されていました。説明書を読むと、

「泡異常の誤検知を防止するため、下記製造番号の場合は、負荷用コントローラ交換後、同梱の中継コネクタを泡センサのコネクタ間に接続してください。」とのこと。
「対象製造番号 1092******以前」

うちの機種はバッチリ1092で始まっておりました。

どうやら、AC回路のノイズを拾って泡を誤検出するようで、AC回路を遠ざける中継コネクタのようです。

言われた通りやっても、あんまり遠ざかっている気がしませんが、エラーが出ないように中継します。


中継コネクタを取り付けた泡センサ。細くなったけど大丈夫か?

無事に基板交換を終えたところで、カバーを閉める前に試運転してみます。

同梱されていた説明書に、サービスモードの入り方と試運転方法が書かれていたので、一通りやってみました。

サービスモードで一番知りたかった総運転回数の表示方法はわかりませんでした。



サービスモードで試運転中

でも、この試運転ではWジェットダンシング洗浄の循環ポンプは試験されません。大丈夫かサービスモード。


というわけで、サービスモードを抜けて、通常の洗濯をしてみたところ、エラーなくジェット水流が出てきました。

循環ポンプは異常なし!


カバーも元に戻し、昨日、自然乾燥でガッサガサになったバスタオルを洗濯乾燥してみました。


修理して元に戻したんですが、修理前の写真との違いがわからない・・・。

3時間20分の運転も、一切エラーが出ずに完了。フッカフカなバスタオルが出てきました。

大成功!


2010年12月に型落ちで購入したPanasonic ななめドラム式洗濯乾燥機 NA-VR3600Lは、12年目に突入しましたが、最新のななめドラム式洗濯乾燥機はお高いので、まだまだ頑張ってもらいます。

なにせうちにはNational(!)と書いてある2006年製のオーブン電子レンジと2008年製炊飯器、マンション購入時に据え付けてあった2009年製のダイキンエアコン、リンナイ食洗機、INAXシャワートイレ、各部屋のファンコンベクター(ストーブ)、三菱ロスナイ24時間換気扇、入居と同時に購入したルンバ570、2010年製三菱冷蔵庫など、このななめドラム式洗濯乾燥機よりも先輩の現役家電製品がたくさんおりまして、買い替えるならそちらが先です。

浪費生活アドバイザーですが、良いものは大切に長く使うnaoでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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