石垣島・竹富島 三泊四日の旅
人生初の石垣島上陸。
11/2(土)
札幌・晴れ/石垣・曇り
新千歳空港9:00(エアドゥの機材・B767)→羽田経由→石垣空港14:50(B787)
羽田で機材繰りと滑走路までの移動に時間がかかり30分遅れで離陸したが、石垣空港には定刻着陸。
石垣空港ではジャンボタクシーを手配できず、離島ターミナル行きの路線バスに乗る(大人500円・人数分まとめてタッチ決済可)
空港周辺はさとうきび畑や民家が点在、道路沿いには開発反対の立て看板が。
市街地まで片側1車線の生活道路。乗車していたバスが渋滞を引き起こす。
宿泊地は離島ターミナルすぐそばの「ホテルミヤヒラ」。増改築を重ねた大きなホテル。西館、東館、美崎館に分かれており、3階建ての西館3階に宿泊。
業務用エレベーターみたい。3階につくとすぐに太い柱があり、とても邪魔。
部屋は昔ながらのトイレバス一体型ユニット。3人で使うのは不便。誰かがトイレを使っていると歯磨きや洗顔ができない。大浴場があったのでまだ良かった。
浴槽の排水溝は小さく、髪の毛が詰まって水が流れなくなる。
荷物を置いて商店街散策。まだ明るい。日の入りは18:03と、札幌(16:25)より1時間半遅い。
テラス席でお酒が飲める気温。飲み屋はどこも賑わっている。
土産物屋でイリオモテヤマネコのイラスト入りトートバッグを購入。地ビール屋でソフトクリームを食べた。ほんのり紅イモの風味?さっぱりしていてとても美味しかった。
夜は石垣牛鉄板焼きのお店
13,200円の雪塩コース。目の前でシェフが焼き上げてくれる。ゴーヤ入りオムレツの手さばきが見事。
白米からガーリックライスに急遽変更をお願いしたが、嫌な顔ひとつせず応じてくれた。
しかし、シェフがガーリックライスを仕上げている間にお腹はステーキやらなにやらで限界。我儘を言って変更してもらった手前、絶対に残せないというプレッシャーに震える。
ガーリックライスにはしっかりと脂の乗った牛肉が…。味噌汁(超美味)で流しながらなんとか完食。死ぬかと思った。
〆のデザートはカップに山盛りの塩ソフト。さすがに全部は食べられなかった。マンゴーかパイン、シークワーサー等のシャーベットだったらいけたかも。
11/3(土)
曇りのち晴れ 29.2℃/25.0℃
最低気温が25℃の予報にビビる道民。
朝は7時近くまで暗い(日の出時刻 6:51)
ミヤヒラの朝食は大変満足。レストランのバイキング形式。最初に目に入ったサラダコーナーの野菜がみんなパリっと瑞々しい。ここの朝食は当たりだと確信した。
味噌汁とは別に豚汁がある。鮮度の良い小口ネギをちらしていただく。めちゃ美味。
近海魚のお刺身は鮮度が良すぎて若干身が硬い(笑)
ホテルチェックアウト時、スタッフの方が集合写真を撮ってくれた。
設備はボロイが、そんなに悪くないホテルだと思う。
こっちの大きい船だと思ったら・・・ |
コッチだった |
離島フェリーターミナルから9:30発竹富島行きに乗船。客数が多く2便になった。1便より船が小さく外海に出ると揺れる揺れる。
前方の、一段下がった船室へ。水面が間近に楽しめるかと思ったが、窓には潮がかかり視界は良くない。揺れも酷いので、後ろの方の席が良いかも。
港に到着後、すぐに観光センターの送迎バスが来た。名前を呼ばれて乗り込む。
竹富島観光センターのトイレは水洗でとても綺麗。
初めての水牛車。今回我々を乗せてくれるのはマブヤー君。沖縄の言葉で「魂」という意味。
マブヤー君の身体が濡れていたので、汗をかいているのだと思ったら、出発前にホースで水をかけてもらっていたようだ。水牛には汗腺がほとんどないらしい。
水牛は賢く、人の言葉を理解する。自分がどう行動するべきかもわかっている。
前方から人や自転車が来たら、止まる。
角を曲がるときは内輪差を計算して、角や車体が石垣にぶつからないようにする。
道端で排泄をしてはいけないと調教されており、ガイド(御者)がバケツを差し出すまで我慢する(トイレタイムには立ち止まって知らせる)。
散策後、記念撮影タイムには、カメラを構えた人の方を向いて静止。「はい、次はあなたね」という感じで、一人ずつ目線をあげる。
撮影が終わり、待機所へ戻るときは、自ら軛(くびき)を首にかけていた。すごい。
実は水牛車には全然期待してなくて、どうせ人間の都合で水牛がいいようにこき使われているんだろう、と思っていた。
ガイドさんと水牛の関係性が、想像していたのと全然違った。使役するものとされるもの、ではなく、バディって感じ。水牛が気持ちよくお仕事ができるよう、最大限の配慮をしている。水牛は週休2日の残業無し。シフトは仲の良い個体と組む。休憩所も仲良しで隣同士にする。
ガイドさんは移住者のようだったが、お話が面白く、三線で島唄を披露してくれた。
お昼ご飯は観光センターが経営するお食事処「かにふ 」へ。掃除の行き届いた店内。トイレも綺麗。席について食べるものを決めたら、席番号のついたメニュー表を持って会計へ。
沖縄の野菜たっぷりカレーをいただいた。
食べ終わって外に出たら席待ちの人でごった返していた。竹富島では12時前に昼食を摂るべし。
レンタサイクルで星の砂の浜とコンドイビーチをめぐる。竹富島の道路はサンゴの白砂が撒いてある。夜、月明かりで道路が光り、歩きやすい。メンテナンスは大変で、半年か一年おきに砂を運び入れるそう。交差点は厚めに砂が撒いてある。自転車のタイヤがすべりやすいので注意。
竹富島のビーチは最高。水が綺麗。砂が白い。売店等はなく、純粋に浜辺の景色を楽しむ。砂浜で動くのは小さなヤドカリたち。猫がのんびりと寛いでいる。照りつける日差しは夏のよう。
なごみの塔の近く、「丘の駅」で休憩。のんびり島時間に浸り、14:20発のフェリーを乗り過ごす。大人が5人もいて誰一人「お茶してたらフェリーに間に合わないんじゃない?」と言わなかった(笑)
マンゴースムージー美味しかった。スムージーもふわふわかき氷もボリューム満点。ただし、提供に時間がかかるので注意。
石垣島に戻り、レンタカーで川平湾へ。
途中通りかかった「名蔵アンパル」が気になった。帰宅後調べたら日本最南端のラムサール条約登録地だった。
17時前のグラスボートにギリギリ乗り込む。風が強く、波とうねりが凄い。
サンゴの見えるポイントには目印がつけられ、船長が巧みに船を操りカクレクマノミやウミガメを見せてくれた。呼吸をするため水面へゆっくり上がってくるウミガメが可愛かった。リーフ手前まで船が進んだときはあまりの揺れに恐怖を感じた。
今日から「クラブメッド石垣島」に二泊。オールインクルーシブでアクティビティやアルコールに追加料金がかからない。
ロビーの正面にプール。子供たちが楽しそうに遊んでいる。バー、レストラン、照明控え目の通路にはダイビング受付と大きな鉢に植えられたヤシ科の植物。ヨガ等の有酸素運動ができるスタジオ、スカッシュのコートが二つ、卓球台が5つ。パブリックエリアは広く、充実している。
3階の部屋からはビーチが目の前に見える。最高のロケーション。部屋はとても綺麗だが、良くない点もいくつか。
トイレに手洗いがない。他の人が風呂を使っていると手が洗えない。
部屋のWi-Fiがトイレまで届かない。
ゴミ箱が洗面所にしかない。固定されていて動かせない。
タオルウォーマーがない。
ティッシュがビジネスホテルにあるようなハーフサイズで使いにくい。
サービス面でも不満あり。
トイレットペーパーの補充をフロントにお願いしたら「朝7時にならないとスタッフが来ない」と言われ、部屋番号を伝えるもチェックアウトまで結局届かなかった。
朝食と夕食の提供時間が短すぎ。宿泊客が同じ時間にドッと押し寄せて戦争状態。
レストランのスタッフ、ほとんど全員日本語喋れないのでは…。
忙しいのはわかるけど、温かいグラスでビールを提供しないでほしい。
バーの軽食、しょぼすぎ。
外資系のリゾートホテルに宿泊したのは今回が初なんだけど、どこもこんな感じなの??それともフランス人が単にサービス業向いてないだけ?色々ガッカリすることが多くて、二度と泊まりたくないと思った。クラブメッド石垣島にこれから泊まる方へアドバイスをするなら、除菌ができるウェットティッシュと、鼻紙用のボックスティッシュ、ゴミ袋にできるものを持参することをオススメします。海で遊んだ後に洗濯をするなら、衣料用洗剤も。洗剤はショップで売っていて一回分100円。洗濯機と乾燥機は100円玉しか使えないので小銭も用意しておきましょう。洗濯機200円、乾燥機30分100円でした。
唯一の癒しはカラス避けに飼育されているハリスホークのゆい君。まだ生後四ヶ月で「ザ・幼鳥」な見た目。くりくりした瞳が愛らしくも逞しい。
朝食の時間帯は入り口付近で鷹匠さんの腕にとまり、カラスを追い払っている。昼間はプール近くで放鷹され、空を悠々と駆け巡っていた。
11/4(月・祝)
曇りのち晴れ 28.9℃/23.8℃
一日ホテル内で過ごす。アクティビティで遊び、バーでビールを飲み、また遊び、また飲む。
風が強くてマリンスポーツはウィンドサーフィン以外不向きのコンディション。
クリアカヤックがあったのでちょっとだけ乗ってみたけど、風と波に押し返されて全然進まない(笑)普段なら絶対に出艇しない天候。
戻りは滅茶苦茶早かった。ていうか漕がなくても着岸した。
nao、見事に真ん中を射貫く。 |
卓球、スカッシュ、アーチェリー、テニスで遊んだ。汗をかいた後のビールは格別美味い。
11/5(火)
石垣 12:10発(曇りのち雨/28℃)→札幌 17:40着(曇り/6℃)
石垣から羽田、羽田から新千歳、どちらもB777。できればもう一泊したかった。でも天気は昨日より悪化していたのですぐに諦めがついた。
富士山が雲の上から顔を出していた。
もしまた訪れる機会があれば、今度は竹富島に二泊したい。
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