2023/07/07

【キッチンリフォーム】nao、ドイツ製の食洗機を手に入れる(後編)



こんにちは。naoです。

いきなり完成写真を載せましたが、後編は食洗機BOSCH ゼオライトシリーズ 幅45cmモデル SPI6ZDS006設置工事の様子です。


6/21(水)9時、約束の時間に工事が始まりました。

前日にIHと引き出しを撤去していたので、到着した職人さんは驚いてました。

僕としてもも引き出しを撤去しないと電気工事が出来ないので、IHはともかく引き出し撤去は当然と言えば当然なんですけどね。

IHも撤去したことで、積年のIH周りの汚れを一掃する事が出来ました。


旧食洗機の撤去工事が始まったと思ったら、20分足らずで旧食洗機は運び出されました。

さよならリンナイ食洗機RKW-402A-SV


食洗機が撤去された後のキッチンキャビネット


ここからは、食洗機が収まっていたキャビネットを撤去していきます。

撤去するのは食洗機を乗せていた横板だけではありません。

横の側板と最下部の底板も撤去しないとBOSCHの45cm食洗機は入らないのです。

キャビネット内寸の横幅が45cmかと思ったら、キャビネット外寸の横幅が45cmなんです・・・。


ネジで止まっているだけでなく、ネイル(針のような留め具)もあったりで、工数が多い感じです。

横板を切るのにジグソー使うと思っていたのに手鋸!


食洗機のキャビネットを撤去


フローリングはキッチンの手前までしかなかった。


このコンクリート床の上に食洗機を設置するようです。

そして、いつの間にか天板とキャビネットの間にパッキンを入れていました。

天板とパッキン。あ、ピンボケしてわかりにくい。
MDF(木の集成材)の下のすき間がパッキン。

ここまで40分ほどと、かなり速いペースで施工が進んでいたのですが、ここからはすごく時間がかかりました。

かかったのは給排水管施工。特に排水。

給排水管は国産食洗機と規格が違うようで、イチから作っているようでした。

給排管は今までより太く、しかも排水管にあってはフロアレベルから20cm以上垂直に立ち上げるように、という指示があります。

給水管は電磁弁が付いているので、上から下方向に給水方向を作る必要がありますし、なによりいままで給湯接続だったものを、給水接続に変更する必要もあります。

と言うわけで、旧食洗機の日本式給排水ホースを海外製新食洗機に取り付けられないのです。

職人さんはまずは難しい、排水配管に20cm以上の立ち上がり管を作るようにしたようです。

FL20cmの垂直立ち上げ配管(T字排水チーズ)設置のため途中切断された排水管。下水くさい・・・。


排水管工事途中なのに、なぜだか新食洗機が到着しました。
 
BOSCHの食洗機SPI6ZDS006。まるで小型洗濯機。キッチンに入るのかしら?


キッチンに挿入する前に給排水管作業のためにいったんストップ


とりあえずSPI6ZDS006を開けて見た。中もとにかくデカい。

キッチンに入れようとするボッシュ食洗機

で、この職人さん、「営業さんが戻ってきたら2人で押し込みますね」と言っていましたが、11時ころには一人で押し込み始めました。

ひえ~。天板ギリギリだ!

しかも、入れたらフローリングからコンクリ床に落ちるため、故障や次の入れ替えの時に引っ張り出せるのか!? と、ちょっと心配になりました。

キッチンに入れたら高さ調整です。

調整は3点あるようです。

左右サイドの丸が手前左右の高さ。中央の大きめの穴が食洗機の後ろ足の調節。

どうやって水平とるんだろうと思ったら、奥の高さ調整ネジが手前にあるなんて。なんて便利なんでしょう!!


食洗機本体をキッチンの中に押し込んだ後、現場あわせが多そうだった難関の排水工事もようやく終わり、食洗機の給排水ホースとの接続が完了。
右のグレーが排水のエスロンパイプ。左の白が給水用電磁弁。


右のグレーが食洗機用排水の立ち上がり。
その左隣(水色のテープの下)が給水分岐とフレキシブルパイプによる送水。


食洗機がキッチンに収まったのが11時前、給排水工事の完了は13時頃でした。

その後、本体前面にドア面材、床前面の立ち上がりに幅木を付けます。

上段が扉材裏面の白、下が幅木表面のグレー。グレーが思いの外薄い。


面材は周りのシルバーと溶け込むようにグレーにしましたが、若干周りのシルバーよりも明るめでした。

いつかキッチン引き出し面材の総取り替えの時に食洗機面材も一緒に取り替えます!!


ここで木目を選ぶと、既存のキッチンの木目と合わなくなり、そこだけ悪目立ちするため木目はやめて、IHなどのシルバーと合わせることを選んだのです。

続いて、面材を取り付け終わったので試運転です。

この時点で13時半ころ。15時までと聞いていたのでなかなか良い進捗です。

試運転として短いコースの「予洗いコース」を実施中


試運転が終わると、面材とレベルあわせのために、食洗機左右両側の引き出しを持ってきて設置し、レベル調整。ツラが合ったところで完成です。

完成写真

14時ころに工事は終了。

キッチンワークスの職人さんがお帰りになった後は、気になっていたキッチン換気扇のフィルターとシロッコファンを食洗機で洗ってみました。

今までシロッコファンは洗えていましたがフィルターはデカすぎて入りませんでした。新しい食洗機は下段バスケットの高さが高いため、余裕でフィルターが入りました。

これは楽すぎる!!


また、Webサイトにはどこにも書いていませんでしたが、2023年6月時点の試供品として、食洗機の中に食洗機用洗剤タブレット「フィニッシュプレミアムパワーキューブ」(お高い洗剤)が3袋も! 付属していないだろうと思ってヨドバシカメラで2本も買ってストックがあるフィニッシュリンス1本。そして予想外だったBOSCH純正庫内クリーナー1本が付いてきました。

かなり豪華な試供品。しばらくは洗剤買わなくてよさげ。



6/23(金)、早速自宅でピザパーティーを開きました。

いままで深夜に3回も起きて食洗機を回し、大物調理器は手洗いしていましたが、大型調理器具の手洗い全くなしで、2回で済みます。1回目の食洗機回しをパーティの最中に行ってしまえば、パーティ終了時に食洗機に全て突っ込んですぐに寝る、ということも可能そうです。

逆に、夫婦2名分の1回の食事は、調理器具を含めてもスッカスカです。

1日分を1回で洗われると、使えない調理器具が出てくるじゃん!


入れ方によっては茶碗など、糸底に水がたまる、茶碗のような形状(小さいのに深い)を固定するピンが少ないなど、ちょっとした不満はあるものの、今まで洗えなかった調理器具も難なく入るフトコロの深さと、リンスによってグラスがピカピカになる満足感は、高かったけど海外製食洗機に入れ替えて大正解です。

そして、いままでより驚くほど静かになっています。

こんなに静かなんだね…!動いていないのかと思った。今までの食洗機と全然ちがう。

海外モデルのSPI6ZDS006はWiFi接続によるアプリからのコントロールが出来ますが、日本仕様はWiFi設定がそもそも殺されていて、表に出てきません。


出っ張りが気になって設置するのをやめたBOSCH食洗機用のチャイルドロック


BOSCHのゼオライトシリーズ、オススメです。

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