【キッチンリフォーム】nao、ドイツ製の食洗機を手に入れる(前編)
こんにちは。naoです。
うちの食洗機はこのブログにも何度か登場しているリンナイRKW-402A-SVです。
なんか食洗機がピーピー言ってるよ!
またダメになったか・・・。
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キッチンに収まる食洗機。小さいので下が収納になっている。 |
そんな食洗機もエラーで途中で止まるようになってきました。
「食洗機の底に水がたまっています」というエラーなので排水エラーのようですが、再起動すると何事もなかったかのように排水が始まります。
たいていの場合、ネットで検索するとこういったエラーの解決策が載っているのですが、リンナイの食洗機は構造が単純なせいなのか、旧機種の蒸気漏れの結露による水漏れセンサー発動以外の事例があまりありません。
13年目の食洗機、もうあきらめて買い換えよう。どれにしようかな?
RKW-402A-SVは一般的に国産標準ビルトインタイプと呼ばれるものです。
これと同じ大きさのモデルを買えば、本体を安く入手して自分でDIYでも交換できると思います。
しかし、今まで使っていたこの「国産標準ビルトインタイプ」は小さすぎて調理器具が全然入らないのです!食洗機担当のnaoは、小ささをずっと不満に思っていました。どうせ買い替えるなら大容量にしたい。
国産ディープタイプと呼ばれるビルトインタイプの食洗機もあるのですが、標準タイプより深さが深くなるだけでなく、幅の実寸も変わってきて、標準タイプからディープタイプに変更するためにはキッチンキャビネットも取り外す必要が出てくるのです。
同じ「幅45cmモデル」でも、標準タイプは扉だけが幅45cmで本体は幅41cm程度。でも、ディープタイプは扉も本体も幅45cmと本体の実寸幅が違うので、気をつけて!
拙宅のキッチンはクリナップのクリンレジデンスというキッチン。キャビネットはMDFという木の集成材でできていて、キャビネットの内寸幅が41cm、外寸幅が45cm。ホームセンターやニトリで売っているカラーボックスを並べたように、1列の引き出しが1つのボックスとなって独立しているので、食洗機が収まったキャビネットをひとつ撤去しても、その左右のキャビネットがしっかりと天板を支えてくれるので、食洗機のキャビネットを撤去して45cm幅を確保できます。
メーカーやシリーズによって、キャビネットが独立せずに一体型になっていて、食洗機のキャビネット1列だけ撤去する、と言うことが出来ない事もあるので、引き出しを出してキャビネットを良く確認する必要があります。
しかし、いくらDIYが得意なnaoでも、やったことがないキャビネットの撤去作業は自分で出来る気がしません。
どうせキャビネット撤去作業を業者にやってもらうんだったら、せっかくだから海外製食洗機も視野に入れよう!
えー! でも、お高いんでしょ~。
ええ、高いです。(断言)
白羽の矢を立てたのはドイツBOSCH社のゼオライト乾燥機能付きモデル。
海外製食洗機は虎之介ママさんがドイツのミーレ社の食洗機をお使いで、「海外製食洗機は乾燥が弱いよ。」と助言を受けていました(上記リンクのコメント欄参照)。
ミーレの最新モデルは乾燥行程になるとドアを数センチ開けて蒸気を逃す対策を取っています。
一方、同じドイツのメーカーで、世界の食洗機シェアでしのぎを削っているBOSCHは、乾燥のアプローチに水分で発熱するゼオライト鉱石を使い、日本製食洗機によくある電熱式に頼らず、消費電力を低減しつつ乾燥させる方法を採用したのです。
ゼオライト…聞きなれない鉱物だけど、調べたら農業(土壌改善)、畜産業(飼料添加物、脱臭)、水質浄化、床下調湿材、塗り壁材、観賞魚飼育のろ過材など、用途は多岐にわたっていました。脱臭効果か…猫トイレにも良さそう
ここはBOSCHのゼオライト方式の45cm幅モデルで見積を取ってみよう!
札幌でBOSCHの食洗機を取り扱っているのはキッチンワークスという会社です。
電気工事は自分でやるので、キッチンワークスさんにはそれ以外のキャビネット撤去と幅45cmゼオライトモデルの食洗機設置工事で見積をお願いし、6/6(火)には実際に工事前の実地調査に来ていただきました。
BOSCHの食洗機はキッチン下の高さ815mm必要ですが、拙宅のキッチンは810mmしかないので、天板を嵩上げしなければなりません。
嵩上げのネックはキッチン天板周りのコーキング。天板の壁のすき間にコーキングがしてありますが、キッチン天板右端にある出隅(パイプスペースの出っ張り)のコーキングの上に、天板と同じ材質の幅木がありました。キッチンワークスの担当者さんは「このコーキングと幅木、剥がせるかな..?」と、幅木下の見えない部分を推測。
もしこの幅木が剥がせなかったら、食洗機周りの天板だけに高さのあるパッキンを入れ、そこを中心になだらかに低いパッキンを入れていき、キッチン天板のレベル調整をするとのことでした。
見積は国産標準ビルトインタイプの入れ替えと比べると決して安くないですが、海外製食洗機としては覚悟していた金額通りだったので、施工をお願いしました。2023年6月時点で在庫が回復しており、45cmゼオライトモデルはキッチンワークスさんに在庫があるとのことでした。
施工職人さんや面材の手配、当方の都合などから、6/21(水)に工事が決定。
念願の海外製食洗機。クリスマスを指折り数える子供のように、ワクワクが止まりません。
そして、日付は前日の6/20(火)の夜。
最後の晩餐ならぬ、夕食後の最後の食洗機を使い終えた21時過ぎ。食洗機用電源の200V化電気工事を開始します。
コンセントやブレーカーの電気工事は資格が必要です。持ってて良かった第二種電気工事士。
拙宅のマンションは最初から食洗機装備の状態だったので、食洗機用の電源は1つのブレーカー専用の単独回路で、そのブレーカからは食洗機だけに電源を供給しています。
北海道電力は契約アンペア方式。左の黒いのが契約アンペアブレーカーで50A契約。 |
分岐ブレーカーの拡大。食洗機ブレーカーは単独回路。 |
ブレーカーは100V/200V切り替え式の20A SH型コンパクトブレーカーに交換済みです。
食洗機のコンセントを抜き、食洗機用ブレーカーを落とし、SH型コンパクトブレーカを取り外し、切り替えレバーをドライバーで押し込んで200Vにします。
コンセントも100Vコンセントを取り外し、200Vコンセントに付け替えます。
SH型ブレーカー取り外しボタンをドライバーで押し込んで引っこ抜く |
200V化するためにプラスドライバーで押し込んで給電ポイントをスライドさせる。 |
給電コンタクトが200V位置に |
200Vコンセントに交換 |
交換後にブレーカーをONに戻し、電圧を計測。 |
ブレーカーに200Vシールを貼って終了。 |
エアコンより先に食洗機が200V化するとは思いませんでした。
明日、6/21(水)の作業は現在の食洗機の撤去や天板の嵩上げから実施するはずです。
給排水工事なども考えると、引き出しやIHの一時撤去が必要。
ここはスムーズな施工のための段取りとして、IHと引き出しを今日のうちに撤去しておきましょう。
全ての引き出しとIHが撤去されたクリナップのキッチン |
舞台裏があらわになったキッチンをチェックしに来るミルト |
撤去を待つ取り残された旧食洗機 |
さぁ、念願の海外製食洗機の施工工事準備が整いました。
あとは施工日の6/21(水)を待つだけです。
(後編につづく)
てすと
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