2023/08/29

ななめドラム式洗濯機のギコギコを直す



こんにちは。naoです。

なんだか洗濯機が脱水するときにキコキコ言うようになったね

え? まだ使えそうなのに買い替え?


このブログにネタのように何度も登場している斜めドラム式洗濯機、NA-VR3600ですが、2010年製なので現時点で13年。よく壊れることで有名な上位機種NA-VR5600を含め、もう同一機種を使っている方はいないでしょう。

今回はこの、キコキコを直します。

斜めドラム式洗濯機の構造は、多少の違いはあれど、ドラムが上からバネで吊られており、下からダンパーで支えられることで、宙吊りのような状態になっています。

回っている最中にカンカンという金属音なら上バネの異常、キコキコという擦れる音なら下ダンパーの異常です。


今回は、脱水時にキコキコ言っているので、ダンパーを疑いました。

調べると、NA-VR3600のダンパーはAXW2331-7EP0という品番で、2本必要です。

最近のPanasonicの斜めドラム式洗濯機は3本のダンパーで支えているそうです。


まだダンパーが入手できるようなので、購入して交換してみることにしました。

もう13年も経っている壊れやすいNA-VR3600を使っている人はいないので、この記録は役にたたないよね?


1本5,600円もする超高級ダンパー2本が届きました。

失敗したら1万円以上をドブに捨てることになります。ここは失敗するわけにはいかない!


到着したダンパー

早速、いつものように防水パンから降ろし、裏を開け、ヒートポンプユニットを外します。

ヒートポンプユニットを外して露わになったダンパー

さて、このダンパーを外します。

ダンパーの上下はアルミのようなプレートになっていて、プレートは下が3本のプラスネジのビス、上は揺れをしっかりと受け止めるためなのか、六角ボルト3本で固定されています。

ダンパー下プレートはプラスネジのビス

ダンパー上は六角ネジのビス

このプレートを裏から外そうと思って悪戦苦闘したのですが、後ろの2本は外れるものの、前の1本は狭いところにあって全然ネジを回せません。

ネットを調べてみると、他のメーカーの交換事例が出ていて、そこでは側板を外していました。

この機種でも、確かに側板を外せば比較的簡単にダンパープレートのネジが外せそうです。

仕方ないので側板を外していきます。

側板の下は、下から3本のプラスチックビスで止められています。

この写真では2本しか見えませんが、あと1本が前に。

そして、前面パネルを外すためには上のパネルを外さなければなりません。

これは以前にやっているのですが、外すネジが多くて大変面倒です。

上面パネルの外し方は以前のブログを参照してください

というわけで、料理番組のように、こちらが上面パネルを外した状態です。

上面外した状態を後ろから撮影した状態

全面パネルやガラス蓋もちゃっちゃか外します。

前面パネルを外した状態

前面パネルを外して側面パネルのネジとご対面

この、前面と上面にあるネジを外すと側面パネルを外すことができるんですが、意外なことに、この側面パネルが構造物の一部になっているようで、側面を外すと本体がかしがってきました。

左側板を失い左にかしがっている洗濯機
(を後ろから撮影)

この状態でダンパーを外すと、重たいドラムが傾きそうなので、ドラムを支える何かが必要です。

そこで、ダンパーを外す前に作業を中断して、近所のdcm(ホーマック)に行って、スクリュージャッキを探しましたが、安くて良いものがなく、かわりに上の写真の右下に写っているコの字金具を見つけて、ドラムを支えることにしました。

ドラムを支えてもらうコの字金具

側板を外すことで、ダンパープレートのネジを簡単に外すことができました。

しかし、ダンパーは伸長した状態。ネジを外したところでダンパー自体は簡単に外せません。

車のサスペンション交換みたいなもので、バネを縮めなければなりません。


プレートの一部が外に飛び出しているので、そこを足で踏んでダンパーを縮めて、外側に傾けて出します。

出したダンパーがこちら。

左が下、右が上。

さて、購入したのはこのうちダンパーだけ。

プレートやゴムは再利用しなければならないので、上下のナットを外します。

しかし、このナット、軸になっているネジはダンパー軸なのでクルクルと回ります。どうにかしてダンパーの軸を固定しなければナットは回せません。

軸をよく観察すると、軸の先端が平たくなっていました。

軸の先端をプライヤーで挟んで、12mmのレンチで回して外します。

力が必要なのでできるだけ軸をプライヤーの根元で挟み、持ち手はできるだけ遠いところを持ちます。

ひとつだけものすごく硬くて難儀しましたが、なんとか上下両方外せました。

新旧比較。上が古い方。すこしだけオイル滲みがありました。

ダンパー下側は若干の錆

新しいダンパーにプレートを取り付け、ドラムの下に嵌めます。

が、これも一苦労。

重いドラムを持ち上げて、硬いダンパーを縮めてドラムの下にうまいこと嵌めなければなりません。

ここでumeに協力してもらいました。

お安い御用だぜ!


しかし、不器用さに定評のあるume。僕がいくらドラムを持ち上げても、ダンパープレートを嵌めることができません。

下のプレートは簡単なのですが、ドラムに近い上のプレートは、後方をプラスチックの横穴に通してから、前側の丸穴に嵌める必要があり、ダンパーの力が加わっている状態では至難の業です。

じゃぁ交代。

力業なら任せろ!(←翌日まんまと筋肉痛になった)


umeに何度かドラムを持ち上げてもらいながら、プレートの位置を微調整すると、後ろ側の横穴に嵌まりました。横穴にグイグイ入れると、前側の丸穴にもパチンと嵌りました。嵌ればあとは逆の順でネジを締めていきます。

しかし、側板のネジを締めていると、下側の3本が締めにくいことがわかりました。

下から上に向かって締めなければならないので、そもそもネジ位置を合わせにくいのです。

そこで、umeから小さな手鏡を借りて床に置き、ネジ位置を鏡で確認しながらネジを締めていきます。

鏡に映るネジ穴

左側(裏から見て右側)の側板を取り付けたところで。右側のダンパー交換にとりかかります。

(側板が構造体だとわかったので、側板を両方外すわけにはいかないのです!)

側板の外し方は反対側と一緒なのですが、右側はダンパープレートの上下に電源系の部品やケーブルがネジ止めされています。

ダンパー手前の筒(ダンパー外しには関係ない)とダンパー奥の黒いボックス

手前の筒はほっておくとして、奥のボックスは邪魔なので外します。

ボックスには後方の見える位置にネジが1箇所と、手前の下見えない位置に1箇所の合計2箇所のネジを外します。

見えない側の手前のネジ

黒いボックスは電源トランスのようです。

この黒い電源トランスボックスは、ネジを外せば前側に移動できます。

トランスボックスを前に移動してダンパープレートのネジとご対面

また、上のプレートには、ドラムに通じるケーブルの束が固定されているので、ラジオペンチなどで挟んで取り外します。

上ダンパプレート前側のケーブルクリップ2箇所

上ダンパープレートのケーブルクリップ1箇所

ここまでやれば、反対側のプレートと同じ要領でダンパーを取り外して交換できます。

そして、側板と前面、上面を取り付け、念のためヒートポンプユニットをきれいに清掃して組み付け、裏面パネルを取り付ければ元通りです。

今までネジが余ることがなかったのですが、プラスチック用ビスが1本余ったのが痛恨の極み。


余ったビスはプラスチック同士を勘合するビスなので、なんとなくこの辺を忘れたんだな、と、わかるのですが、構造体には関係なさそうですし、あまりにも面倒なので今回は放っておくことにしました。

ダンパーを交換したNA-VR3600は、脱水音が以前よりもかなり静かになった気がします。

かわりに動き出しに吊りバネの動くカンカンという音が気になるようになりました。


もう10年以上経っている斜めドラム式洗濯機を使っている人はいないと思うので、今回は完全に自分たちの備忘録です。

次壊れたら買い替えだな。

ひぃー。今の斜めドラム式洗濯機は高いから勘弁して〜。


それよりも、そろそろIH炊飯器の方が壊れそうな予感がするnaoがお送りしました。


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