12月野鳥観察記・ナナカマドの異変
こんにちは、umeです。12/10(日)、12/17(日)の野鳥観察日記をお届けします。
12/10(日)
市近郊の公園へ。この日はプラスの気温だったと思います。舗装されていない遊歩道は、前日の雪が融けてぬかるんでいます。長靴を履いてきて正解でした。
キクイタダキ、見っけ! |
針葉樹の中から鳴き声が聴こえたら、立ち止まって確認。
たいていはヒガラですが、たまにキクイタダキに会えます。
オオアカゲラもいましたよ~ |
木の幹に擬態するキバシリ |
顔だけチラ見せ♪コゲラちゃん |
帰り道には、ヤマゲラ。ヤマゲラはちょっとテンション上がります。
12/17(日)
朝は雪の為外出できず、昼頃の出発となりました。
公園に着いてすぐ、ヒレンジャクの群れに遭遇!
ヤドリギの実を丸飲みするヒレンジャク |
レンジャクと同じ木の下には、ヤマゲラとアカゲラが!この木は野鳥に大人気のようです。
雪が降り始め、風も出てきたので一旦撤収。近くのショッピングセンターで昼食をとりつつ、雪が止むのを待ちました。
公園に戻ってきた時には、もうレンジャクはいませんでした。園内をいつも通りぐるっと見て回ります。
今日の収穫はコレ!
カワガラスです |
ほんの少し水面から出た石の上で、しきりにまばたきを繰り返しています。
なので、何度シャッターを切っても白い瞬膜が写る。
文字に書き起こすのは難しいのですが、涼やかな声で鳴いていました。
エゾリスいないかな~と探しながら歩いていた帰り道。針葉樹と広葉樹がならんでいる場所で、何かが鳴いています。
梢にいたのは、シメでした。今年お初です。
気持ちよく鳴いていたシメのところへ、ヒヨドリが二羽突っ込んできます。嫌がらせにしか見えない…。
サイズ的に全く勝ち目がないため、シメは遊歩道を挟んで向かい側の木に避難しました。
つがいでしょうか?最初は一羽だと思っていたのですが、二羽いました。
高いところにいるので、クリーム色のおなかしか見えないけど、満足。
ところで、遊歩道沿いのナナカマド、全然実がなってないんです。実つきの悪い年はこれまでにもあったけれど、今年はもう、丸裸。本当にナナカマドか疑うレベルでなんもついてない。猛暑の影響でしょうか。
レンジャクはヤドリギやナナカマドの実を食べて冬を越すのですが…だ、大丈夫なのか??
そういえば冬の初めにはチラホラみかけたツグミも、いなくなったような。北海道の餌不足で、もっと南下しているのかもしれない。
今シーズンは冬鳥との遭遇率が下がりそうな予感がします…。みんながんばって冬を乗り切ってほしいです…。
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