2022/08/10

nao、ソロキャン始めたってよ。



こんにちは。naoです。

毎週欠かさず見るテレビ番組は「ヒロシのぼっちキャンプ」です。


いや、これ以外にも「おぎやはぎの愛車遍歴 No Car No Life」とか、「渡辺篤史の建物探訪」とか好きな番組はいろいろありますが、「ヒロシのぼっちキャンプ」はそんな毎週欠かさず見る番組の一つです。

そんなヒロシのぼっちキャンプにあこがれてはや2年。久々にソロキャンをやってみました。

そもそも宿泊キャンプが久しぶりです。

naoは小学校の頃は家族キャンプ、就職してから会社の同僚とキャンプを楽しんでいましたが、1回目の東京転勤時にほとんどのキャンプ道具を手放し、泊りがけのキャンプからは遠ざかっていました。

でも、ミルトが小さい頃はミルトを連れてデイキャンプをしていました。

ミルト in 美流渡



2008年8月 岩見沢市栗沢町美流渡にて、デイキャンプにゃんこのミルト

しかし、ヒロシのぼっちキャンプを見ているうちに、naoの心の中にキャンプ熱が再燃してきました。

キャンプ行きてぇ! たき火してぇ!


デイキャンプをしていたため、バーベキューをする程度の道具はありますが、テントやLEDランタンなど、宿泊に向けた道具を揃える必要がありました。

そこは物欲魔神、浪費生活アドバイザーのボクの買い物に抜かりはありません。


いつ飽きても良いように、あまり高い物には手を出しません。

しかし、新入社員当時にホームセンターで安いキャンプ道具一式買いそろえたものの、満足できずに買い直すことで、余計な出費をした経験があります。

なので、「これだけは譲れない」という物だけは一点豪華主義で買うことにしました。

といっても、ヨドバシカメラのポイントを駆使して出来るだけ安く済ませます。

今回はテントをワークマンの格安ベーシックドームテント4,900円と安く済ませますが、LEDランタンは災害でも使えるように、リチウムイオン電池が交換可能なドイツのLEDLENSER ML6 9,900円にしました。

ワークマン BASICドームテント  


LED LENSER レッドレンザー 43132 ML6 Warm 
 

このLEDランタンの電池は18650といって、ジンバルの電池と共通なんです。




nao、EOS R5を手に入れる(後編)

ジンバルって何それ美味しいの?っていう方はこちらの記事をどうぞ!



LEDLENSER ML6(右)と4本の18650リチウムイオン電池。一番左は比較用の単三電池。

ML6は最大輝度で3時間しか持ちませんが、電池切れしたら充電済みの電池と交換すれば良いのです。

その電池がちょっと特殊な電池ですが、ジンバル用にすでに4本所持しているので好都合。

災害の際にも役立つことでしょう。

なんかテントとランタンしか買っていないように書いてるけど、他にもいろいろ買ってませんでしたっけ?

はい。チタンペグとか、TCタープ(火の粉が付いても燃えにくい素材のタープ)とか買いました。


シンプルなぼっちキャンプとは対照的な、物欲にまみれた大がかりなキャンプになりそうです。

道具も重要ですが、ソロキャンは場所選びも重要です。

なぜなら、周りが浮かれたグループキャンパーばかりだと、静かなぼっち感が味わえません。

土曜に行くとファミキャンやグルキャンで一杯だと思い、仕事の予定が詰まっていなかった8月5日(金)の午後に休みを取り決行です。

最初に目星を付けていたキャンプ場は風が強い予報だったのであきらめ、夕方に風が収まる予報だった「ファミリーパーク追分」に狙いを定めました。


予約制のようなので、出発前に電話してみました。

僕「今日って予約いっぱいですか?」

キャンプ受付のおじさん「いや、ガラガラだよ。貸し切り状態。貸し切り料金取りたいくらいだわ。」


キャンプ場のおじさんには申し訳ないのですが、そんな貸し切り状態のキャンプ場の方が、ソロキャンにはうってつけです。

札幌から高速を使わずに1時間半。安平町にあるファミリーパーク追分に到着しました。


フリーサイトには誰もいない。

16時に到着した時、すでに複数のキャンパーがいたので、「貸し切りはウソじゃん!」と思いましたが、混んでいたのは奥の「ドッグランサイト」という、ドッグランの中にテントを立てて、犬を放し飼いに出来るサイトの方で、フリーサイトやちょっと値段が高い丘の上サイトは本当に誰一人いませんでした。

金曜とはいえ8月は北海道のハイシーズンなので、こんなにガラガラだとは思いませんでした。


受付で利用料1,000円を払い、500円でハーフの薪(フルサイズは1,000円)を買い、フリーサイトで設営開始です。

フリーサイトといっても、道路の縁にクルマを駐めることができ、そこから近い場所に設営をすればほぼオートキャンプです。

しかも道路に近い方がサイトが平らで、奥に行くにつれ傾斜があります。

クルマに近く、トイレにもそこそこ近い場所で、芝が短めな場所を見つけたので、そこに決めました。

ここをキャンプ地とする!


早速タープから設営し、テントを設営。ある程度形になったところで撮ったのがコチラ。


まだテーブル出してなかった(^◇^;)

ポールを立てる前にロープをペグダウンしておけば、タープは一人で立てられます。


サイトを作るのにだいたい1時間くらいかかりました。

できあがったところで乾杯です。


たき火と冷えたビール

ビールはワークマンの真空保冷500ml缶ホルダーの底に1cm厚の丸いゴム板を入れ、さらにロゴス氷点下パックコンパクトという保冷剤を入れてから、350ml缶をセットします。

このおかげで、ビールは最後の一口まで冷たい状態を保たれて美味しく飲めます。

たき火を見ながらのビールはサイコーです!

たき火になかなか火が付かなかったので、次回のためにすぐ火吹き棒をオンライン購入しました。


18時になったので、ファイターズのナイター中継を聞きながら夕飯の焼肉にします。

焼肉はそこら辺のイオンで買ったサガリですが、タレは地元の有名食肉店、「サンビーム カルビ焼肉のたれ」を持参しました。

サンビームのタレが旨いんです。


このタレは、東京単身赴任時代にわざわざ札幌で買って、東京に持って行き、台所で使っていました。


チャコスタで真っ赤に燃えた炭とイオンのサガリ


一人なので1枚ずつ焼いていきます


時間があるので、ゆっくり1枚ずつ焼いて食べましたが、それでも30分くらいで食べ終わってしまいました。

野球もまだ3回の表くらいです。

続いて写真を撮り忘れましたが、北海道では定番の「炭やの塩ホルモン」を食べます。

これも、3切れずつチビチビ食べました。さすがに1時間以上かかりました。

19時過ぎくらいから暗くなり始めたので、この日の為に用意したLEDを点灯。期待通りの明るさで大満足です。

3時間後の22時ちょっと前に突然2回点滅しました。

まだまだ明るかったのですが、電池交換のサインのようです。

電池交換すると、見違えるほど明るさを取り戻しました。

たき火の薪はハーフを買ったので、勢いよく燃やすわけにもいかず、45分に1本の割合で追加していきました。

が、そうすると最後に22時半にくべることになり、燃え尽きるまで時間がかかりすぎます。

計算ミスに21時半ころ気づいて、最後の2本を大盤振る舞いで投入しました。


たき火の様子。これは薪をケチケチ投入していた時のもの。

ラジオを聞きながらたき火をぼーっと眺めているのは至福の時間です。


家から持参した柿ピーをつまみ、たき火を見ながらビールを飲んでいると、23時くらいに炭のような火になったので、炭捨て場に捨ててから就寝です。

ここで問題発生。実は到着時から薄々気づいてはいたのですが、このキャンプ場、すぐ横を道東自動車道が通っています。


キャンプ場の南に道東自動車道

そう、寝ようとするとトラックの音が睡眠の邪魔をするのです。

この音さえなければ素敵なキャンプ場なのですが、これだけはいかんともしがたい。

耳栓用意するんだった

しかし、ふっかふかのエアマットと古いけどダウンで出来たモンベルのシュラフ、イスカのエアピローのおかげで、いつの間にか寝ていたようで、1時にトイレに起きたり、4時に寒くて目が覚めた以外は比較的深い睡眠が取れていたようです。

朝5時に起床。

眠いけどサンドイッチと淹れたてのコーヒーを飲んでから6時ちょっと前に撤収開始。

7時過ぎにはキャンプ場を後にしました。

たき火と炭火焼肉はサイコー! キャンプ場が空いてそうな日程でもう一度やりたいです!


浪費生活アドバイザーの本領を発揮した、道具満載のソロキャンは大成功でした。



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