2024/01/30

コミミズク・リベンジ!



こんにちは、umeです。1/28(日)、日高地方に野鳥観察に出かけました。

電柱のノスリ

気持ちよく晴れ渡り、気温も4℃まで上昇。絶好のドライブ日和でした。

まず向かったのは静内川。ここには何もいませんでした。

静内川に行く途中、オオハクチョウがたくさんいる川を通り過ぎていたので、戻って観察。


クァ~クァ~とめっちゃ賑やか

ユリカモメもいる!


オオハクチョウの間を縫うように泳ぐキンクロハジロ


ちょっと離れたところに佇むダイサギ


流れが緩く、ダイサギがふつうに立てるほど浅い川。なんとなく東京都内を流れる川の雰囲気があります。


昭和30年代まではサケが遡上し、ボート遊びや遊泳ができたそうです。(参考:静内古川水辺空間整備について 



平成9年に河川改修計画が策定され、生活排水の流れ込むドブ川から、水鳥が羽を休める憩いの場へと生まれ変わりました。


昼食後、あちこちの河口を見て回りましたが、オオワシ・オジロワシはいませんでした。

ミコアイサのメス

廃線になった線路上に、コミミズクのような白っぽい鳥が降り立ったのを見たのですが、確認は取れませんでした。

上昇気流を利用して、
空中にピタッと止まっているノスリ


電柱の上でよく見かけました。近づくとさすがに逃げられる。
 

ノスリは「馬糞鷹」なんて不当な別称がありますけど、飛翔する姿はとてもかっこいい。


M漁港近くでコウライキジ発見!民家の生垣あたりをウロウロしていました。漂う家禽感…。

トビ

15時過ぎ、コミミズクポイントに到着。実は、ここでコミミズクと遭遇したことはありません。


naoは仮眠を取り、夕暮れを待ちます。日の入り時刻は16:39でした。

夕暮れ時のトビ

カラス軍団がノスリにモビングを仕掛け、執拗に追い回していました。


太陽が地平線すれすれまで落ち、あたりは一気に暗くなりました。


カラスたちは塒へ去っていきました。オオハクチョウも東から西へと飛んでいきます。どこか遠くからオオハクチョウの声がする…と思っていたら、あっという間に近づいてきて頭上を飛び去っていくのでした。その速さに驚かされます。オオハクチョウは平時でも時速50kmで飛べるのだそうです。

カラスとオオハクチョウが去った後、ついにnaoがコミミズクを発見!


ヒラッヒラッと、羽ばたきは最小限に、まるで蝶のように草原の上を飛び回るコミミズク。


背面は黒っぽく、こちらに背を向けていると見つけるのが非常に難しい。しかし、一度白いお腹側を捉えることができれば、あとはずっと双眼鏡で追い続けられます。


ホバリングして、地面にズサッと飛び込む!狩りはなかなかうまくいかないようです。


最後に一度だけ、こちらを見てくれました。お顔がバッチリ!ありがとうコミミン。

あの独特の飛び方、他の猛禽類と見間違えることはないですね。私は今回初めてコミミズクを見ましたが、サイズ感と飛ぶ高さ、飛び方をしっかりと目に焼き付けましたので、次はnaoより先に見つけてみせます!


カメラマンは我々の他に5~6組でした。


関東のコミミズク撮影は、こんな感じなのかぁ(ドン引き)

こんなんだったら、私は絶対行かないですね。道民で良かったわ~。


大好きなオオハクチョウもたくさん見られたし、最高の一日でした!


北海道の東の果てにあこがれの野鳥を撮りに行く(後編)

北海道の東の果てにあこがれの野鳥を撮りに行く(後編)

コチラの記事はコミミズクが良く撮れています。


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