2017/10/18

尻別川・お散歩川下りツアー





皆さん、こんにちは。umeです。
漕ぎ納めをしたはずが、なぜか川に浮いております。





きっかけは、インスタでフォローさせていただいているH2Oアドベンチャーさんの投稿写真でした。


H2Oアドベンチャーさんは、ニセコでカヤックやスキーのツアーガイドをされています。


2015年7月、尻別川

私たちは2年前に、川下りとシーカヤックでお世話になったことがあります。


2015年8月、雷電海岸

そとあそび」で予約したのが先週末で、そこから気温はずっと下がり続け、ついに前日の17日には中山峠で雪が降りました。


天気予報もご覧の有様…


札幌は夕方から夜にかけて激しい雨+雷。
状況は最悪…。

曇り空、寒風吹きすさぶ中、雨で増水し濁流と化した尻別川を下る…そんな予感がひしひしと。
「厳しい”修行”になりそうだ」と恐怖に震えておりました。


まだ冬タイヤに交換していないため、中山峠は回避します。
高速道路を利用して、小樽・稲穂峠経由で倶知安(くっちゃん)へ向かいました。



手稲山にも雪が…

小樽へ近づくにつれ、だんだんと晴れ間が見えてきました。


小樽運河は、かなり空が明るい感じ

これはひょっとすると、「厳しい修行」から「優しい修行」くらいにランクアップするかも…。



気温は低くてもいい、とにかく晴れてほしい!
日頃の行いが良いせいか(←)祈りが通じて、すっかり天気は回復しました。



冒険家族」で受付、会計、トイレを済ませ、ドライスーツを着用し、ワゴンに乗って川へ。
あ、ちなみに。
当然ですが参加者は私たち二人だけです。
最高気温が10℃になるかならないかの平日に、水遊びをする馬鹿物好きはそう多くはいません。


エントリー場所は、整備された河川敷

今日の相棒は、こちらのリバーカヤック

持参したのはパドリンググローブ、シューズ、パドル、スマホ・GPS用ドライパック、カメラ(防水ケース入り)です。
もちろん、シューズやパドルは無料で貸出していますが、やはり使いなれた道具が一番。
ヘルメット、PFDはお借りしました。




川は濁ってはいますが、流れはゆったりとしていて、イメージトレーニングしていた濁流よりはるかに状態が良かったです。
全然”修行感”なし。快適快適。


バイカモ(梅花藻)が沢山生えています。

2015年夏に尻別川を下った時には、前年の台風で多くの株が流されてしまっていました。



2015年7月のバイカモ



今回大きく成長したバイカモを見られて、植物の生命力の強さを感じ、うれしく思いました。
日本は自然災害の多い国。上手く自然と付き合っていくしかありません。
しなやかに、たくましく。人間も、植物に見習うべきところが多くあるのではないでしょうか。



エントリーしてすぐ、ガイドのIさんが「あ、カワセミ」と一言。
なんと、我々の後ろをカワセミが飛び去ったのだとか。
Iさんは後ろ向きで漕いでいましたので、見ることができたんですね。
この後も、もう一度カワセミがIさんの目にだけとまりました。
私たちは、カワセミの姿をとらえることはできませんでした。無念。



アンヌプリも雪化粧


カワセミの次はヤマセミです。
白くて、鳩くらいの鳥が飛び去っていくのを、今度はしっかり目撃しましたよ♪
尻別川はカワセミより、ヤマセミの方が個体数が多いそうです。



三つ又に分かれた川。一番細いルートに突入~


秋の川は夏に比べて寂しい感じがするのかな…と漕ぐ前は思っていました。
しかし、想像とは真逆の世界!
野鳥たちがたくさんいて、とっても賑やかでした。



川から見た羊蹄山


夏の間、山で暮らしていたカラ類は、食べ物が少なくなるこの時期になると里に下りてきます。
川岸の木々の間から、彼らの可愛らしいさえずりが聞こえてきました。



太陽に照らされ輝く紅葉の森


北から渡ってきたマガンなども、川で羽根を休めています。



今回撮影できた野鳥はこれだけ…



写真が撮れなかったので、大きさや動きからの推測にはなりますが、カイツブリ、マガモ、コガモもいました。



尖った針葉樹が、北欧っぽい


アオサギ、ダイサギは群れで小魚を狙っていました。警戒心の強い彼らは、私たちに気付くと一斉に飛び立ちます。サギ類は身体が大きいので、迫力満点です。



川に流れ込む小さな滝。奥に古い橋があります


ゴール間際、一際大きく、小鳥たちの声がする場所がありました。
「ジュルル」「ジュルルリ」という、カラ類とは一味違った鳴き声です。
遠くからでも枝から枝へ飛び移る姿が確認できます。
近づいてみると…なんと、シマエナガちゃんではありませんか!



写真はないので、蔵出し画像でご勘弁を^^


シマエナガの群れに遭遇できるなんて、ラッキー♪
しかも、目視でハッキリそれと分かる距離!全然逃げる気配もありません。
彼らは高い木の上にいることが多く、双眼鏡や望遠レンズがないと観察するのが難しいのです。


発電用ダムの手前がゴール


秋のリバーカヤックで、素晴らしい時間を過ごせました。



今回のログです。上がスタート地点。約4Kmの行程でした。


航空写真を見て分かる通り、意外と周りは畑やら道路やらがあり、決して大自然の中を漕いでいるわけではありません。
しかし、川からの景色は全く違います。
川が育む、たくさんの命の気配を間近に感じられます。
尻別川、いい川だなぁ~^^
また来年も漕ぎに行きます!



服装について



ドライスーツの中は普段着でOKです。
今回私は上がヒートテック、モンベルのライトネオブレン・ロングスリーブ、セーターの3枚重ね。
下がライトネオブレン・タイツにジャージでした。
気温が10℃を下回るようでしたら、手袋もあった方が良いです。



おまけ





昼食は、倶知安町第一会館の「豪雪うどん」がおすすめです。
ジャガイモで作られたうどんで、透明感があり、のどごしツルツル。