2021/04/25

nao、低温調理器を手に入れる【その2】



こんにちは、naoです。

低温調理器の続き、ステーキとトンカツを作ったお話です。


nao、低温調理器を手に入れる【その1】

めちゃくちゃ美味しいローストビーフが出来た!の巻。


ローストビーフに気を良くして、ステーキとトンカツにもチャレンジしてみました。

まずはステーキ。

いつもはアツアツの南部鉄器を前に、あわただしく調理していくのですが、今回はじっくりと時間をかけます。


愛用の南部鉄器↓


とはいっても、肉の厚みは1cmほどでしょうか? そんなに時間はかかりません。

2割引きになっていたオージービーフの筋切りをし、塩とニンニクを塗って、ジップロックに入れて空気を抜きながら沈めます。

塩は後で振ったほうが、浸透圧がなくて良いのかもしれません。


できあがったのがコチラ(途中の写真を撮り忘れました。)

この時点だと見た目はまずそう


表面の水分は肉汁なのでもったいないですが、焼くときにハネるのでよく拭き取ります。

そして、表面の殺菌の意味も込めて、強火のグリルパンで片面1分ずつ、軽く焼きます。

これで焼き目がついて美味しそうに見栄えも整います。


仕上がったステーキ。いつもより厚みがある!


なんだかおいしそうに見えますよね

実際に安いオージービーフとは思えないほど、柔らかくてジューシーなんです!


これはやわらかくておいしい! いつもは残す脂や端っこまでおいしく食べられる!!

これだけやわらかくておいしいと、ステーキソースじゃなくって、あっさりワサビ醤油でいただきたいね!


このグリルパンでステーキを最初に焼いた日も、おいしくて感動しましたが、今回の出来はそれを大きく上回りました。

これは、今後の定番の食べ方になりそうです。

なにしろ、安い牛ステーキ肉がおいしく仕上がるのですから。



さて、お次はトンカツに挑戦です。

豚肉でも、フィレかつになります。

いつもより大きめに切って仕上げます。

おおきな豚フィレ肉を大きくカットしてジップロックに


ジップロックには少量のオリーブオイルを入れました。

空気の触れる面を少なくすることと、肉汁を閉じ込める効果があるようです。


豚で、かつ、厚いので、63℃で3時間かけて調理します。


様子を見に来た時に撮った写真。とにかく待つ。


色が変わってきています。

低温調理後は、水気をふき取って、小麦粉、卵、パン粉をつけて、200℃の油で1分程度揚げます。

ステーキ同様、肉自体は調理済みのため、高温短時間でパン粉を揚げるイメージです。

一度上げた後、もう一度卵に絡めてパン粉をつけて、二度揚げします。

パン粉を二度漬け二度揚げすることで、衣がたっぷりサクサクになります。



200℃の油で揚げられるとんかつ(のパン粉)


できあがったトンカツはこちら

1分なのにこんがりきつね色


ナイフで切ってみましょう。

柔らかいのでナイフを引っ張っちゃいました


これまた外はカリカリ、中は柔らかくなりました。

衣も厚くてサクサクしていて食べ応え十分です。

でも、なんで衣が浮くんだろう?

肉が縮むか、溶き卵に気泡が残っていると、衣が浮くそうだよ。次回、溶き卵の気泡をすくって捨てよう!

豚フィレカツは、厚切りより、ひとくちカツのほうが食べやすいかも。


豚フィレ肉は普通に揚げても十分柔らかいので、低温調理しなくても良いかもしれません。

でも、卵の気泡はすくって捨てたり、衣を二度つけ二度揚げするなど、別の面で勉強になりました。


肉料理は柔らかく仕上がることがわかりました。ほかにもいろいろ試したいな。



ムダな買い物かと思いきや、大収穫の低温調理器でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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