2021/04/21

nao、低温調理器を手に入れる【その1】



こんにちは、naoです。

僕はオーブン料理が得意ですが、今回は気になっていた低温調理器を手に入れた話です。


結論から申し上げると、凄い調理家電です。

この低温調理器。最初に知ったのは2019年の新年会でした。

美味しいモノづくしのお正月

記事中盤、巨大蒸しアワビに注目!


ブログには詳しく書かれていませんが、この時出されたアワビはホスト一家の料理男子の息子さんが、低温調理器で時間をかけて茹でたものでした。


その時から気になってはいたのですが、おいしく仕上がるけど「高くて時間がかかる夢の調理器」くらいにしか思っていませんでした。

ところが、FacebookかInstagramか忘れましたが、BONIQ2.0の広告が流れ、珍しく広告をクリックしたのが運の尽き。

「ステーキ、ローストビーフ、ソテーなど、なんでも柔らかく失敗せずに仕上がる!!」という内容に惹きつけられたのが3月。

しかし、東京→札幌の引っ越しがあるので、しばし待って、4月になってからいろいろ検索。

BONIQ2.0はお高いのですが、もっと安い類似品がたくさんあり、しかも、機能的には遜色なさそうということがわかりました。

耐久性については責任をもてません。悪しからず。



というわけで、レビューも悪くなく、Amazonで安かったコチラをチョイス。




動作確認もかねて、さっそくローストビーフを作ってみます。

まずは、お湯を温めます。


牛モモは57~60℃が最適ということで、ウチは蛇口から50℃のお湯が出てくる設定なので、蛇口のお湯を、一番深い鍋をにたっぷり張り、低温調理器を60℃で3時間に設定して予熱します。

低温調理器が縦長で最低水位が高めなので、うちで一番深い圧力鍋を使いました。


予熱中


予熱は、オーブンのように設定温度になったらお知らせしてくれるところまでは同じですが、食材を入れるまで待ってはくれず、いきなりカウントダウンを始めます。

そのため、予熱中に食材の準備を手際よく進める必要があります。

今回は、厚さ4cmほどの牛モモににんにくのすりおろしを塗り、岩塩を多めに塗ってジップロックに入れます。


ジップロックに入れた牛モモ

ジップロックの中の空気を抜かなければならないため、ジップロックの口を少しだけ開けて、お湯に徐々に浸しながら、空気を上に押しやっていきます。

菜箸を使ってできるだけ空気を抜きました。

空気が入ると、そこは熱が伝わりにくくなり、焼きムラができるだけでなく、雑菌増殖の温床にもなります。

え・・・こわっ!



空気抜きの写真を撮るために、鍋に入れてからいったん引き上げました

うちにはありませんが、真空パック機「フードシーラー」でパックすると確実です。



調理時間は素材と厚みと温度の3要素で決まります。

牛肉の場合の厚さと温度による調理時間

今回は時間があまりないこともあり、4cmの厚さの牛モモを60℃で設定したので3時間調理します。

60℃とはいえ気泡が出ています。

低温調理器は電熱器で水温を保つだけでなく、結構な水流を作って水を撹拌しています。

こうしてムラなく食材を温めているようです。

3時間後、ブザーが鳴って低温調理器が止まりました。

とりあえず、肉汁がジップロックの中に染み出ているので、冷凍庫の小部屋に10分ほど入れて粗熱を取ります。

三菱の瞬冷凍は熱いものをいれても大丈夫なのであります!



取り出した牛モモ肉を、殺菌もかねて表面をオリーブオイルを敷いたフライパンで軽く焼きます。

表面の殺菌のためなので、各面1分ほどです。



60℃3時間でも殺菌できているそうですが、念のため。

そして取り出したものを、これまた肉汁を閉じ込めるために瞬冷凍で30分ほど寝かせます。


見た目はいつものローストビーフになりました

冷ましている間にumeがマッシュポテトを用意してくれました。

アツアツのジャガイモの皮をむくという難関が待ってました。マッシュポテトをナメてた。



冷まして肉汁を閉じ込めたローストビーフがコチラ↓

サムネで見ているのでオドロキなしですね

切って並べたらこんなカンジ。

あ、切って並べるのはumeの担当です。


焼きムラがない美しいピンク色!


nao&umeイチオシのモランボン「ローストビーフのタレ」をかけ、ベビーリーフなどを盛り付けて、付け合わせのマッシュポテトを準備したら完了!




ご馳走感たっぷり!



いざ、実食!


いつもよりやわらかくておいしい! サイコー!! 端っこまで柔らかい!

ホントやわらかくて美味しい! いつもは美味しいはずのモランボン「ローストビーフのたれ」が濃すぎる感じがするね。肉々しさがすこしすくないかな? 臭みがないからわさび醤油のほうが合うかも!?


レシピサイトでは今回のように「低温調理器→表面焼き」だけではなく、「表面焼き→低温調理器」という順番も多く、もしかすると先に表面を焼くほうが肉汁が外にでにくいのかな? とも思いました。いつか、焼いてから低温調理に挑戦したいと思います。


次回、「nao、低温調理器を手に入れる その2」でステーキとトンカツに挑戦します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


ポチっとよろしく♪

応援ありがとうございます♪

2 件のコメント :

  1. 仕事が立て込んで目を離していた隙にいいもの手に入れてる!!

    でも思ったより時間かかるのね。 早く簡単にできる道具なのかと思ったら自分で温度管理する手間が省ける感じのものなのね。

    次は真空パック機を手に入れる未来が見えるのですがキノセイですかね?w

    umeさんの切り方&並べ方めっちゃキレイ。 うちにも盛り付け担当のumeさんが一人欲しいわ。

    返信削除
    返信
    1. >虎ノ介さん
      そうですね!温度管理を機械がやってくれるイメージです!
      真空パックはどうだろう?今のところnaoの口から欲しいという言葉は聞いてないです‪(笑)
      写真に撮って分かったのは、ウチのまな板結構黒いってこと( ̄▽ ̄;)
      普段全然気にしてなかったけど……やばかった!

      削除