2022/01/06

猛禽類の楽園に行ってきた。



年が明ける前、12月30日のお話です。

鵡川・新ひだか方面にオジロワシとか探しに行かない?

行きたいけど、ガソリン代高いからなぁ・・・。

それは俺が出す!



鵡川・新ひだか方面、日高地方に白鳥、ユリカモメ、オジロワシ、オオワシを探しに行きました。


北海道冬の風物詩・オオハクチョウと海ワシたち

降りしきる雪とオオワシ。良い写真です。


前回と同じ場所に到着すると、川に何やら生きものの気配。現れたのは鳥ではなく、コイツ。


エゾシカ。鹿の渡河。

立派な角のエゾシカです。

川を渡っているのは初めて見る!オスはコチラを警戒しているね。


この後、左の茂みに上陸して見えなくなってしまいました。

鳥を探すと、草陰にオオハクチョウが見えました。


「こいつら、何も持ってねぇな(チッ)」という顔のオオハクチョウ


飛び立つオオハクチョウ。でもすぐに着水。


残念ながら、ユリカモメはいませんでした。

前回来た時にあった親水広場は、台風の影響でしょうか。大量の流木がはりつき、壊れて川に沈んでいました。水の力は恐ろしい・・・。

餌やりが禁止され、パンをあげる人がいなくなったため、ハクチョウも数が少なく、カモメ類は全くいません。もともと川で食事をとる水鳥が数種類、といったところ。

他に鳥がいないか探していたその時。


オオワシ発見!


いつもならあちこち探し回らなければ見つからないオオワシが、いとも簡単に見つかりました。

しかも、かなりの時間じっとしてくれます。

枝にかぶらないように、堤防に上がって撮影してみました。


凛々しいお姿


ちなみに、オオワシがどれくらい大きいか比べるために、隣の木に止まっているカラスを、同じ画角で撮ったのがコチラ

ちっさ


カラスも鳥の中では結構大きい部類に入ると思うのですが、猛禽類と比べるとやはり小さい。

でも、態度だけは大きく、オオワシを追い払おうと、周りをうろうろしています。

オオワシは、カラスをガン無視。
オオワシを動画で撮影したので、良かったらご覧ください!


オオワシの鳴き声初めて聞いた!思ったより甲高い。動画に撮れなくて残念・・・。


堤防を下りると、オオワシはどこかへ飛び立っていきました。

飛び立つ正面顔が撮りたかった・・・


すかさず、オオワシが止まっていた木を占拠するカラス軍団!やはり、オオワシが目障りだったようです。

飛び立った方向へ行ってみようと、川にかかる歩道橋を歩くことにしました。

歩道橋はツルツルだし、吹きっさらしで寒い!


オオワシは、写真には撮れないほど遠くにいってしまいました。代わりにオジロワシのペアに出会いました。


オジロワシのカップル


オジロワシの向こうには雄大な日高山脈の山々が横たわります。

白い日高山脈を背景にしてみました。


日高山脈カムイエクウチカウシ山を背景に。手前は下川山?


たまたま遠くに飛んでいくカモの後姿も捉えました。

オジロワシは気になるのか、カモのほうを向いているようです。


左に2羽のカモの後姿。後ろの山はおそらく幌尻岳。


上空では様々な猛禽類が領空を主張しているようでした。


トビを追い払うオジロワシ


トビを追い払うハヤブサ?


ハヤブサなのかハイイロチュウヒのメスなのか、ちょっと微妙なところです。

どちらにせよ、珍しい猛禽類でした。

この後、むかわ方面で1時間ほどコミミズクの出待ちをしましたが、一向に出ず、ただの車中耐寒訓練をして終わりました。

コミミズクはもう5回以上も来ていますが、見たことがありません。


でも、これだけ多種多様な猛禽類を1か所で1度に見られるなんで、遠出をしてきた甲斐があったというものです。

寒かったけど、1年分の猛禽類を見た気がします。ウミワシはカッコイイね!


最後までお読みいただきありがとうございました。



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2 件のコメント :

  1. ハヤブサではなくクマタカですね。

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    1. おぉ・・・これはクマタカだったのですか!!全然分かりませんでした。
      たしかに、上の写真のオジロワシに比べるとデカイですねぇ。
      コメントありがとうございましたm(__)m

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