nao、初めてアオバズクを撮る

nao、初めてアオバズクを撮る

2021/8/11    nao

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こんにちは。naoです。



最近、Instagramにアオバズクの雛が巣立ちした写真がよく出てきています。

少し調べると、なんとなく場所のアタリがつきました。

札幌から少し離れた街にある林のようです。

これは行って確かめなければ。

私はいまいち体調がすぐれないからパス。

というわけで、自宅から約60kmほど離れた街まで、ひとりドライブです。

連日の30度越えが続いていた8月8日。

オリンピックで、男子マラソン選手の1/3が棄権するほどの酷暑です。

出発が遅れたので、到着したのは11時ころ。

この場所でクルマの外気温計は34℃! 日の当たるところににいたら暑いのなんの。

林の入り口。向こうに公営住宅が見えちゃう。

住宅に囲まれた小さな林ですが、フクロウが子育てできるような大きな樹洞がある柏の大木が多く生えています。

問題は、誰もいないこと。

カメラマンが一人もいないということは、もう旅立ってしまっているのではないか・・・？

さらに、フクロウの巣を守るためのロープがどこにも張ってありません。

ロープの注意書きがあるのにロープが張られていない!

これは期待できないかも・・・。

とりあえず、隅々まで根気よく探してみることにします。

探し始めて10分。

なにやら立て看板を見つけました。

親切な看板「上の丸い円の中に居ます」

こんなに積極的に告知する看板初めて見た!

しかし、看板の場所からその木を見ても何もいません。

木に近づいて、上を見上げると・・・。

いた! アオバズク!

葉に隠れて全然見えませんでしたが、真下から辛うじてアオバズクのおなかが見えました。

撮っているときは気づきませんでしたが、1羽、カラスの鳴き声が気になるのか起きてます。

懸垂してるのかな?

丸い! かわいい!

しかし、下からの証拠写真では撮れ高が足りません。

かなり上のほうですが、なんとか位置のめどをつけて、周囲をうろうろしてみます。

なんとか1羽がはっきり写せる場所がありました。

縞が茶色ではっきりしているので親鳥ですね

この1羽は終始寝ているようでした。

ちょっと引いて見ると、親鳥含めて全部で4羽いるようです。

左が親鳥。右の3羽が巣立った雛。

反対側に回ってみました。

が、親鳥の背中しか写せません。

細い枝に片足立ち?

正面でもう少し下から撮れる場所がありました。

右足だけで立っている!?

さらにうろうろしていると、なんとか雛が2羽写せる場所を発見!

雛はまだ縞々がはっきりしていない

誰もいないので撮り放題です。

もちろん、驚かさないように静かに撮影しています。

あらウィンクかしら? カラスの鳴き声が気になるよう。

お!エンゼルポーズ。翼が当たって隣の雛も起きる。

先ほどの逆位置。一番右の尾羽が親鳥。

遅い時間に来たせいなのか、それとも巣立ちでみんな興味を失ったのか、はたまた酷暑のせいなのか、撮影した約40分間だれも来ませんでしたが、そのぶんベストポジションを探しながらゆっくり撮影できました。

暑くてクルマに三脚を取りに行くのが面倒で、今回は動画をあきらめましたが、初見のわりにじっくりと撮影を楽しめました!

今は暑くて「夏枯れ」の時期ですが、思いのほか大物が撮れた一日でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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