「まさか」は割と頻繁に起こる

「まさか」は割と頻繁に起こる

2020/9/10    ume

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夏休み最終日、また支笏湖へカヤックをしに行きました。


今回はポロピナイに到着した段階でキャンプ場へ電話を入れ、状況を確認しました。

満場でしたが、カヤックをするだけでテントは張らない、日帰りである旨を伝えると、なんとか入れてもらえることに。

当然、湖から遠い場所に車を停めなければなりませんが、重たいカヤックの運搬に役立ったのが、コレ↓

スマホカメラの設定？が悪いのか、セピア色に…

運んでいる最中の写真は、次回の洞爺湖編でご紹介しますね♪

復路はさわさわと軽く波立ってはいたものの、往路はとても良いコンディションでした。

千歳川源流部は、チトセバイカモが森のように茂り、ウグイの群れが泳ぎ回っていました。

赤い橋の上から川を眺めるのも、とってもキレイでオススメです！

温泉街の駐車場は、水遊びをする車でいっぱい！

支笏湖温泉街のベンチ＆テーブルで、珈琲タイムを楽しみ、帰路につきます。

ずいぶんアッサリしてるって？

実は、今回は、カヤックがメインの話ではないんですよ。


さて、みなさん。

ここまでの写真で、何かお気づきになったことはありませんか…？？？



…


……


………



そうです。私が写っている写真が、一枚もないんです。


な・ぜ・か？

それは、水中断崖を撮影していた時のこと

私の背後にいたnaoが、「ふぅぇあぁ！」とすごい声をあげました。

「何事ぞ」と振り返ると、何やら一生懸命下の方をキョロキョロしています。

今まで手にしていたスマホがない、というではありませんか。

水中撮影を終え、スマホをPFDの前ポケットにしまったつもり、が

ポケットに入っておらず、そのまま水中へスポン…。


落とした事実を受け入れられないnaoは、カヤックのデッキにスマホが乗っているのではないか…とキョロキョロしていたようです。

そのあとも、どこに落としたのか確認しようと、必死であたりをグルグルしてました。

探しているけど、波立っていて水中は見えません。

確認したところで、どうにもならんのですがね。

それにしても、すごい情けない声だった。「今、目の前で起きたことが信じられない」時に出る声というのを初めて耳にしましたが、面白すぎてめっちゃ笑った。

私のPFD

ちなみに、私もスマホで撮影していますが、このような安全対策をしっかり講じております。

PFDにリール式キーホルダーを、キーホルダーにスマホ用防水ケースをつけています。

ワイヤが切れたらさすがにドボンです。シンクに水を溜めて実験したら、沈みました(^◇^;)

防水ケースに浮きを付けるのが良いかな…。

首からストラップで下げるのはＮＧですよ。万一、沈した場合に首に絡まり、思わぬ事故につながる可能性があります。

支笏湖名物「ブルーウォーター・ポイント」

失意のなか、業務用携帯を使って千歳警察署に遺失物届の連絡をします。

スマホの取り換えサービスを利用するためには、遺失物の届け出ナンバーが必要なのです。

状況を説明したのですが、警察の方には「カヤックから水中にスマホを落とした」のがどういうことか、伝わらなかったらしく、「届いてないか確認しますね！」と保留を押されてしまいました。…いや、届くわけねぇ！


naoはしょんぼりしたまま、東京へ戻っていきました。ぷぷぷ。

交換スマホは、翌日店舗で受け取りました！

水遊びをするときは、スマホの落下防止策をしっかりとしましょうね～！

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