【どうみん割】グランドブリッセンホテル定山渓宿泊体験記(後編)
こんにちは、naoです。【どうみん割】グランドブリッセンホテル定山渓宿泊体験記の最終回です。
【どうみん割】グランドブリッセンホテル定山渓宿泊体験記(前編)
最上階のお部屋の様子など
【どうみん割】グランドブリッセンホテル定山渓宿泊体験記(中編)
最高に美味しかった夕食!
厚切りのローストビーフに撃沈しつつも、何を食べても美味しすぎるディナーに満足し、膨れるおなかをさすりながら部屋へと戻りました。
20:30を過ぎており、あたりはもう真っ暗。
眼下の豊平川河川敷の二見公園では、ネイチャールミナリエというイルミネーションが催されています。
定山渓ネイチャールミナリエを高見の見物 |
定山渓ネイチャールミナリエは、定山渓観光協会が主催する、宿泊者向けのイベントです。
二見公園から二見吊橋までの散策路をイルミネーションで飾り、途中にプロジェクションマッピングなどの仕掛けが施されています。
部屋から見てもわかるくらい、結構な観光客が散策していました。人気のイベントのようです。
この距離では残念ながらプロジェクションマッピングは楽しめませんが、美しいライトアップなどは楽しめました。
二見公園入り口付近のイルミネーション |
重たいおなかを引きずって現地に行くのはパス
部屋ではもう一度展望風呂に入ったり、日ハム-ホークス戦の勝ち試合を堪能したりと思い思いに過ごしました。
umeとnaoママは、すっかりありがたくなっています。
しかし、少々のスパークリングワインと小さなグラスビール2杯のnaoは飲み足りません。
風呂上がりの冷たい飲み物が欲しいところです。
売店でウイスキーと炭酸水を買ってくる!
売店にデュワースの小瓶と炭酸水が売っていたのは夕方にチェック済みです。
でも、夜になってビールが飲みたくなるのか、チューハイが飲みたくなるのか、おなか一杯にならないとわからないと思い、その時は購入をやめたのでした。
naoが売店に着くと、バーのほうから女性スタッフが売店レジにやってきました。
売店のスタッフの女性はバーと掛け持ちのようです。
デュワースの小瓶と炭酸水1本、つまみの燻製ポテチの小袋をレジに持って行ったところ、「お客様、炭酸1本で足りますか?」と言うではありませんか!?
そう言われると、足りないかも・・・。
炭酸1本を買い足し、お会計をしたところ、「自販機の氷だと小さくて物足りないと思うので、アイスペールをお持ちいただければ、バーの大きな氷をお渡ししますよ。」と仰るではありませんか!
ありがとうございます。もしかして、大きなグラスも貸していただけます?
なんと!「明日の朝、バーのほうにお戻し頂ければ、大きなグラスをお貸しすることも可能ですよ。」と、快諾していただきました。
ハイボールを小さなタンブラーで飲むのは勘弁。これはラッキー!!
早速部屋からアイスペールを持っていくと、透明で大きな氷を蓋が閉まらないほど大量に持っていただきました。
タンブラーも10オンスほどのバー用タンブラーとビアタンブラーから選ばせてくれました。
ビアタンブラーのほうがわずかに大きそうだったので、ビアタンブラーをお借りしました。
バーのビアタンブラーと透明で大きな氷大量! |
どうやら、この女性スタッフもお酒が好きなようで、ほかのお客様にも系列ホテルの居酒屋情報などをお伝えしていました。
酒好きだからこそできる素敵な提案!
こうして風呂上りに冷たくて美味しいデュワースハイボールを堪能することができました。
クルマを回送してくれなくても、手荷物をポーターが持ってくれなくてもいいじゃないですか。客の想像を上回る提案をサラッとできるのが、本当に生きたサービスだと思うのです。
こうして美味しいハイボールとともに夜が更けて、23時には就寝しました。
次の朝、全員朝風呂(naoは前編のとおり大浴場)を楽しんでから、7:30に朝食会場へ。
席で待ち受けていたのは玉手箱のような松花堂弁当風の朝食。
期待に胸膨らむ! |
ごはんorおかゆ、みそ汁、サラダ、飲み物、ケーキ(朝から!?)は自由に盛れるよう、セルフサービスになっています。
右奥には蒸し物の椀が、箱の前には焼き立ての魚が、これから運ばれて来るとのこと。
箱の中身をパカっとな |
朝から大変豪華です。
この少量多品種。朝から大量に食べられない欲張り中年夫婦にはとてもありがたいです。
ごはんをよそって焼き魚も到着するとこんなに豪勢に。
朝食フルセット。品数多すぎィ!!(歓喜) |
これ、左にサラダがあるのですが、見切れています。
ホテルの焼魚は前日に焼いてパッサパサなことが多いですが、オープンキッチンにある大型グリルによる焼き立てなので、ふっくらアツアツです!
焼魚の美味しさもさることながら、特筆すべき美味しい料理がグリーンピース。あのぼそぼそグリーンピースではなく、さやえんどうに近い食感なので、プッチプチ。さらにほのかに甘さがある汁に漬けてあり、朝からさわやかな甘さとおいしさなのです。
グリーンピース嫌いだけど、これはいくらでも食べられる!
そして、ここの和食シェフの出汁の取り方と言ったら、脱帽ものです。
みそ汁が単なるわかめとネギの簡単なみそ汁なのですが、焼きあご出汁の旨味が強く出ていて、何度も飲みたくなる中毒性がある、旨いみそ汁なのです。
ご飯はもちろん、みそ汁もお替りしました。
昨日の玉蜀黍のジュレといい、蓴菜の清まし汁といい、朝食のみそ汁といい、しょっぱさは一切なく、ずっと飲みたくなるような強烈な旨味が凝縮された出汁が供されます。
朝食まで何食べても美味しい!
満足した3人はおなかをさすりながら部屋に戻り、腹がこなれるまで二度寝をしたのでした。
この日は雨予報で朝食時にはザーザー降りの大雨でしたが、naoママは晴れ女。10時過ぎのチェックアウト後には道路も乾いて晴れ間が見えてきました。
帰りに札幌市内を一望できる「藻岩山展望台」に登って、雨上がりで空気が澄んだ札幌のパノラマを堪能しました。
雨予報が一転。藻岩山展望台から晴れた札幌を一望! |
出発前の「サービスがイマイチ」という前評判を見て大変不安でしたが、行ってみればコロナ対策を徹底した合理的なサービスと、こちらの好みを読んだ提案。そして、何よりも、何を食べても美味しすぎる料理!
帰ってすぐに、「また行きたいなぁ。」と思える温泉ホテルでした。
全3回にわたってお送りした、【どうみん割】グランドブリッセンホテル定山渓宿泊体験記。最後までお読みいただきありがとうございました。
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