ツグミたちの「もぐもぐタイム」!ナナカマドの不思議が解明!会いたかったあの鳥もいましたよ♪
土曜日は午前中吹雪。
午後から市内の公園へ鳥見散歩に出かけました。
寒さは大分和らいでいます。
先週と同じナナカマドの木に、トラツグミ発見!
まったりモードだった先週とは違って、旺盛な食欲を見せてくれました。
午前中天気が悪かったので、鳥たちも遅めの朝食、といったところでしょうか?
松林の中に小鳥を探しながら歩いていると、一本の木にカメラを向けている人が。
お初にお目にかかります!ハチジョウツグミさんです。
オレンジ色の鹿の子模様がチャームポイント。
くちばしで上手にナナカマドの実をくわえて…
パクリ! |
小さなナナカマドの実が、ツグミの口に入ると大きく見える不思議。
ところで。
前から不思議に思っていたことがあるんです。
ナナカマドの実は、秋には枝になっているのを見かけますが、その頃、鳥たちは見向きもしないんですよね。
ナナカマドの実は美味しくないから、誰も食べないのかな…?
と思っていたのですが、冬になるとこうしてツグミやヒヨドリが食べています。
ナナカマドの実を見つめるヒヨドリさん |
冬は食べ物に乏しいから、仕方なくナナカマドの実を食べるのでしょうか?
…実は、これにはキチンと理由があったんです。
ナナカマドの実にはシアン化合物(毒素)が含まれている
冬、氷点下になり実が凍ると、毒素が抜ける
鳥たちは毒素が抜けたのを見計らって食べている
…鳥ってすごい!
どうして毒がないって分かるんでしょう!
人間には絶対判別できませんよね。
これは単なる想像ですが、ナナカマドは生存競争を勝ち残るべく、競合する樹木の少ない冬に実を食べてもらうよう、ソルビン酸やシアン化合物を身につけたのかもしれないな~…なんて、進化の不思議に思いをはせていました。
フクロウさんにご挨拶。
今日はお目目パッチリですね!
フクロウさんとお別れした後は、naoの「レンジャク探し」にお付き合い。
「あれはどう?」と聞かれるたびに双眼鏡で確認しますが、全部枯葉です。
しかし、ついに!
「ヒー、ヒー」と高い声で連唱する、鳥の群れを発見!
木に鳥がなっているみたい |
越冬地は日本のほか、サハリン、朝鮮半島、中国南部、台湾などだが、年によって飛来数が極めて不規則であり、まったく観察されない年があったり、越冬地でも一年を通してみられることもある。
日本では沖縄県中部より北の地域に、11月から5月にかけて滞在する。東日本に多いキレンジャクに対して、ヒレンジャクは西日本に多く渡来し、北海道ではほとんど見られない。
残念ながらまともな写真は、これ一枚でした。
何しろ、チーム・ヒレンジャク、とっても臆病なんですよ。
見た目、黒いアイライン入っているし、冠羽も田舎のヤンキーみたいでワルそうなのに、めっちゃビビり!
まだ私たちが全然遠くにいるのにも関わらず、逃げられました~。
もっとジックリ観察したい!
美しい羽根を広げたところを激写したい!(ヤンキーなんて言ってゴメンね)
ヒレンジャクへの想いはつのるばかり…なのでした。
↓私の愛用している双眼鏡
まとめ
午後からの探鳥でしたが、ハチジョウツグミ、ヒレンジャクに出会えてラッキーでした♪
木の実をついばむ小鳥の可愛らしさは格別です^^
↓我が家のバイブル
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