2017/09/18

北の果てまで


9/17、日本最北端をめざしました。




実は、わたくし、稚内に行ったことがないのです。
利尻富士も見たことがありません。
今回は、北海道の最北部を堪能するドライブです。



まずは、アオバトに挨拶



朝5時半に札幌を出発しました。

往路はオロロンラインを北上します

あわよくば、小平町でまたアオバトを観察しようという魂胆です。
この間「さようなら、また来年」とかブログに書いておきながら…。



また会えた!


観察スポットに車をとめてすぐ、アオバトが現れました!

…しかし、岩礁には降り立ちません。



遠すぎてこんなぼやけた写真に


遠くの枯れ木に、ハヤブサがいたのです。




海は明日台風が来るとは思えないほど、穏やか。




アオバトが水を飲む岩礁はすっかり乾いており、カモメの親子がくつろいでいます。

小一時間粘りましたが、ハヤブサは動かず、アオバトも現れず。


車内よりiphoneで撮影しました

先は長いので、後ろ髪をひかれながらも次の目的地へむかいました。



幌延ビジターセンター



サロベツ原野へ到着。
200平方キロメートルという途方もない広さです。

サロベツ原生花園 | 北海道観光公式サイト GoodDay北海道

サロベツ原生花園のご紹介。北海道を楽しむためのグルメやイベントなどおすすめの情報が満載な観光オフィシャルサイトです。ぜひ観光・旅行にお役立てください。


暑くてびっくり。長時間散策すると危ない感じ。


幌延ビジターセンター内でサロベツ原野の紹介VTRを二本見てから、鳥を探します。



ノビタキのメス

ちょっと鳥の名前に自信が持てません。
シマセンニュウに似ていますけど…くちばしと足が黒いし、白黒まゆげが見えないのです。
(2017/12/18追記 ノビタキです)
可愛いから、名前はまぁ…いいか。



サロベツ湿原センター



利尻礼文サロベツ国立公園 サロベツ湿原センター

利尻礼文サロベツ国立公園の情報拠点、サロベツ湿原センターの情報を紹介しています。
少し移動して、今度は豊富町側からサロベツ原野を散策します。


到着した時には森の中に沢山の鳥がいて、これは期待できそうだ!と思ったのですが。
レストハウスで昼食をとって外に出ると…みんないなくなってました。悲しい。



サロベツ原野から利尻富士を望む


利尻富士は稜線が荒々しいですね。

木道を歩いて行くと、珍しくnaoより先に鳥を見つけました!うれしい!

キミは、幌延で見た子の仲間?

くちばしと足が黒いです。シマセンニュウ…?
…ま、可愛いからいいか(さっきと同じことを言う)。



たぶん、ノビタキ


オオヒシクイ…?

すみません。今回、全然鳥の名前がはっきりしません。修行が足りない。


ノビタキのメス


ぼんやりとした野鳥観察を終え、稚内へ向かいます。



THE 北海道な風景



利尻富士を左手に眺めながら、北上を続けます。

この日は穏やかでしたが、普段はとても風の強い地域なんだと思います。
木がまったく生えていません。


この写真の違和感に気づけますか?


冒頭と同じ写真ですが、ちょっと不思議な感じがしませんか?






そう。
電柱がないんです。ついでに矢羽根ポールも。


道道106号線です。別にマニアックな道を走っているわけではありませんよ。
周りに人家や工場など、何もないので、電柱が必要ないんですね…。

北海道広しといえど、こんな風景はなかなかお目にかかれません。
かなり感動しました。


いつか、利尻島にも行ってみたいな


稚内でひとやすみ





15時すぎ、稚内市内に入りました。
青看板にロシア語が併記されていて、異国感満載です。


道の駅を目指していたのに、JR稚内駅に着いて、一瞬ナビが間違えたのかと思いました。
同じ建物に入っていたとは。


明日の朝ご飯にパンを購入し、駐車場で仮眠をとりました。


北防波堤ドーム


ここから宗谷岬まで約30km。意外とありますねぇ。



宗谷岬



ついに来た!最北端!


夕暮れ時、宗谷岬は若者やバイクの人たちで賑わっていました。


アオサギお食事中


おさかなゲット


干潮時刻ではなかったのに、潮がだいぶひいているように見えました。
干潟のようになっていて、アオサギ、ウミウ、カモメが沢山いました。


桃色の夕暮れ


雲が多くて、夕日は見られませんでした。



海の向こうには…


樺太です


風が強くてなまら寒かった


日も暮れたことですし、そろそろ帰ります。



走行距離が大変なことに



復路は国道40号線と高速道路を利用

宗谷岬を越えると、青看板に「網走300km」とか書いてあってビビりました。
ま、たしかにまっすぐ行けば着くけれども。

オホーツク海を眺めながら猿払村、中頓別町へと南下し、ここから内陸へ入ります。
士別剣淵の高速道路入り口までが、とても長く感じましたね。

往復720kmでした。全部naoが一人で運転しました…。おつかれさまでした。
日帰りできない距離ではないけれど、するもんじゃないです。
かろうじて午前様は免れましたが。

前日の旭岳往復380kmとあわせて1,000km超。
最終日が台風でどこにも出かけられないから、ちょっと無茶しちゃいました。





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