カヤック漕ぎ納め
皆さん、こんにちは。今年は秋の訪れが早いような気がするumeです。
いい天気 |
支笏湖は美笛キャンプ場へ行ってまいりました。
風が巻いているのが気になりますが、天気予報はまずまず。
今日の目的は、前回干上がっていたニナル川の観察です。
先週の札幌は雨が多く、おそらく支笏湖もそうであったと思われます。
管理人さんに「いいときに来たね」と言われました。
昨夜も雷雨だったせいか、場内はほどほどの混み具合です。
いつも私が「Iphoneのカメラだと色が出ない」と文句を言うので、naoがコンデジを用意してくれました。
電源、シャッターボタン、ズームボタンすべてが防水ケースの中で、パドリンググローブをつけたままだと操作が難しいです(また文句)。
出発! |
9時ごろキャンプ場を出艇しました。
すでに湖面はざわついています。
今回はフレナイ川を目指すのではなく、11時に戻ってこられるところまでに留めることにしました。
巨大な流木。どこから流れついたのやら。 |
川の流れが見えない内から、轟音が聞こえてきます。
フレナイ川河口部 |
フレナイ川、完全復活。 |
河口部がワサワサと波だっていて、流入する水の勢いを感じます。
川岸に上陸 |
立派な川に戻っていました。上陸してしばし観察。
急流。清い流れ。 |
川岸から湖を望む |
直火でのたき火跡が二か所ありました…。
支笏湖は国立公園です。たき火は所定の場所(キャンプ場)のみ可能となっており、まして直火などもっての他です。
知らない人もいるのかもしれないし、目くじら立てるのもどうかなとも思いますが、ちょっと残念な光景でした。
気を取り直して、先へ進みます。
魚のライズは全く見られませんでしたが、今日は鳥見を楽しめました。
キセキレイ、アオサギ、カワウ、おしどりと思われるファミリーなど。
ブルー・ウォーター・ポイントにて |
カモ類のエサとりは面白いですね。
白いお尻だけが水面にプクッと浮かんで、とても可愛いです。
私たちが近付くと、鳴き交わして少し遠くへ飛んで逃げる、を繰り返していました。ただ、だんだん警戒心が緩んでくるのか、少しずつ距離が縮まっていくのが面白かったです。
ただただ美しい青。コンデジのおかげで見たままの青が撮影できました。 |
カワウ、ウミウは飛ぶのがヘタッピで、そんな姿がまた愛らしいのですが、さすが水鳥、着水はとっても上手でした。
いつもは恐ろしいほど透明な支笏湖も、雨には勝てず。 |
雨で透明度が落ちており、水中断崖を見ることはできませんでした。
幻の川、クウソツキピナイ。 |
そのかわり、いつもは水音のみで姿を確認できないクウソツキピナイ川が支笏湖に流れ込んでいました。
時刻は10時半。
今日はクウソツキピナイ川で折り返すことにしました。
帰りは波の中を漕ぎ進みます |
キャンプ場には、11時15分到着。
炊きたてご飯とカレー |
早めのお昼ごはんを食べ、コーヒーを飲んで撤収です。
ワイヤのカバーがすり切れている… |
片付けている時に、naoのラダーを操作するためのワイヤがむき出しになっていることに気がつきました。
頻繁に操作するので、摩耗してしまったようです。
こっちは何ともない |
でも私のワイヤは全然何ともありません。
たぶん、naoのワイヤのテンションが強すぎるためだと思われます。
操作軸ブラケットに引っかけるとき、いつもnaoのワイヤは引っ張りがキツいと感じていましたので。…早く指摘してあげるべきでしたね。
車に積み込んで、さぁ帰ろうというときに、naoが頓狂な声をあげたのでビックリしました。
…お分かりいただけただろうか…? |
車内を撮影したものです。
写っているのは、私のカヤックのスターン部分。
ちょうど操作ワイヤを引っかけるブラケットの下に…
…
どうしてカタツムリがいるんだ!?
カヤックは水を拭き取って、分解して、しまうだけです。
ブラケット部分を拭いたときにはいなかった、とnaoは声高に主張します。
ほんの数分の間に…何で~~!?
…気づいて良かった。
こんな巨大なカタツムリ、家に連れ帰ったら途方に暮れていたと思います。
その前に、家の中にこんなのいたら…
間違いなく悲鳴をあげていたことでしょう。
ものすごい吸着力で、カヤックにへばりついていましたが、naoの手によって無事お引き取りいただきました。
鳥に食べられないように、強く生きろよ… |
近くの木に
…あ~ビックリした。
naoは、木から落ちてきたのでは、と推測していました。
それにしてもうまいことブラケットの下に潜り込んだものですね。
お世話になりました。 |
10月はnaoの予定が立て込んでいるので、ちょっと早いですが、今日が今年の漕ぎ納めです。
まさか、最後に支笏湖からビッグサプライズ(カタツムリ)を仕掛けられるとは思いもしませんでしたが。
事故なく、ケガなく、今年のパドリングシーズンを終えられたことに感謝します。