2018/02/25

【平昌五輪】祝☆女子カーリング銅メダル!10エンドのラストショット考察



LS北見の皆さん、銅メダルおめでとうございます!

英国との三位決定戦、シビれました!


前日の準決勝は、韓国のマシンのように正確なショットに苦しめられ、自分たちの思うような試合運びができませんでした。

三位決定戦ではしっかり修正。逆に英国の名スキップにプレッシャーを与えていましたね。



日本のラストショット


9エンド、先攻の日本は1点スチールに成功。4-3とし、この試合初めて英国をリードします。

スチールしたことで、10エンドはまた先攻です。英国に1点取らせて後攻のエキストラエンドに持ち込むことも可能。日本にとって有利な状況でした。




両国スキップの1投目が終わった段階で、ハウスの中はこのような配置になっていました。




赤い数字が英国のストーンです。白が日本。

この時、ナンバーワンは英国のストーンですから、日本は英国のラストストーンがナンバー1か2にならないようにしなければなりません。

日本はちょうどブラシが指している位置(五輪マークの上、白い部分)を目指します。



今日の藤澤さんのドロー(置きにいくショット)成功率は80%と高確率。

日本のラストショットの行方は…。




写真⑤のストーンにチップしてしまい、予定より手前にとまりました(③)。ナンバーワンを取れず、ガードストーンに隠すこともできませんでした。

日本は絶体絶命。

私はこのとき、英国はドローショットでナンバーワンを作りにくると思いました。

もしドローが失敗しても、ナンバーワンは英国ですから、このエンドでの負けはありません。

しかし…。



英国のラストショット



英国のスキップ、イブ・ミュアヘッドさんのデリバリーは、ドローには強すぎました。すごくビックリしました…。



スイーパーはほとんどスイープしませんでした。



赤いサークルにかかったナンバー3の日本のストーンに当たりました。

英国の狙いは、どこにあったのでしょうか?



考察1 テイクアウト



青い矢印のように、黄色のストーンを7時方向の赤いストーンに当て、ラストストーンをナンバーワンに残す案。

一歩間違えば、自国のナンバーワンストーンにぶつかってしまいます。投げたストーンがナンバーワンになるかも微妙ですね。



考察2 ピール




黄色に薄くあて、ナンバーワンの赤の上の方にチップさせます。9時方向の黄色は外に出るか、残ったとしても、7時方向の赤よりは外側になるので問題なし。

チップさせた赤い石を、7時方向の赤に寄せてハウス内に留め、2点を取るという案。


「あと1センチ曲がっていたら」悔やむ英のミュアヘッド
(24日、カーリング女子3位決定戦)
 英国のスキップ、イブ・ミュアヘッド(27)は「あの石があと1センチ曲がっていたら、私たちが銅メダルを首から下げていた」と悔しがった。1点を追う第10エンドの最後の一投。日本の黄色い石をはじき出して2点を狙いにいったが、円心から離れたのは自分たちの赤い石だった。ソチ五輪の銅メダリストは「メダルを目の前にしながら、何も手にできなかったのは悲しすぎる」。


(朝日新聞デジタル 2018年02月25日 00時38分)

ミュアヘッドさんの発言をもとに映像を見直すと、ピール案が有力かと思われます。

エキストラエンドに持ち込んでも、後攻の日本からスチールすることが難しいと考え、リスクを取ったのかもしれませんし、ミュアヘッドさんには「行ける」という確信があったのかもしれません。



実際の映像より




投げたストーンには、思ったより角度がつかず、黄色のストーンは英国のナンバーワンストーンに厚く当たりました。このため、黄色のストーンはハウスの外へ出ませんでした。

ナンバーワンの赤いストーンは9時方向の黄色のストーンに当たりました。赤は残り、黄色のストーンはハウスの外へ出ます。この二つの石の動きは、赤が下方向に行かなかったものの、おおむね良かったと思います。




しかし、最初に当たった黄色のストーンが、ナンバーワンになりました。

日本は10エンドも1点スチールに成功。5-3というスコアで、勝利をおさめました!




最後勝って終われて良かったです!スウェーデン戦の後、英国、スイス、準決勝の韓国と三連敗していましたから…。

本当におめでとうございました!



おまけ




北見の銘菓「赤いサイロ」。

naoが出張でたまたま買ってきてくれて、その後カーリング女子のおかげで話題になりました。

地元民の私は「赤いサイロ」が大好物です。実家に帰省するたび、お土産や自分のために買っています。

常温保存できるチーズケーキです。甘さ控えめ、しっとりしていて、とっても美味しいんですよ~♪


10 件のコメント :

  1. 赤いサイロでなく、猫さんにフォーカス当たってるのがいいですね(笑)
    猫さんとしては「え?私?!」ってちょっと驚いてる感じ?
    カーリング、日本も頑張ってましたね~。残念ながらテレビで見ることはできなかったのですが、日本のニュース読んで、応援していました。

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    1. >こころさん
      猫にフォーカスは偶然なんですけどね(^ ^)表情が面白いので採用しました。
      カナダはやっぱり冬のオリンピック強いですよね!さすがです!

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  2. ゲームを理解して、こんな考察までできるumeさん すごいです(^^)
    スポーツ全般、見ない できない 興味ない の私は『選手かわいい子多いな~ てか最近のスポーツ選手ってみんなかわいくない? なんか勝ってるのね~がんばれ~』みたいな感じでした。 
    そしていつのまにかオリンピック終了してました(^^;

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    1. >うまんまさん
      スポーツは出来ないんですが、観るのは好きです!とくにプロ野球の観戦中は完全にオッサンと化します(。-∀-。)

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  3. 今回のオリンピックは日本勢頑張りましたね。駆け込みのカーリングのメダルは嬉しかったですね(^^♪

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    1. >Taroさん
      カーリングのおかげで、閉会式直前まで楽しめました!
      次は北京。
      北京も時差が少なくて助かります^^♪

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  4. カーリング見てましたヾ(o´∀`o)ノ
    ルールとか完全に理解できていたわけじゃないので、戦法とかも解説聞いて「なるほどー」とか思うレベルでしたけど。
    熱かったです!
    3位決定戦の最後は心の奥底では「ミスってくれ~」と願ってしまいましたが、相手のミスを喜んでいいスポーツではないですからね。
    なんだかこちらも粛々と「うん。いい試合だった!お疲れ様!」みたいな感じでした。
    なんだかんだ夢中になって見てしまった、平昌オリンピックでした( *´艸`)

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    1. >aiaiさん
      「ミスってくれ~」はテレビの前の私たちはどうしても願ってしまいますね。英国のラストショット、予定通り決まっていればすごく格好良かっただろうな~って思います。多分、負けても全然悔しくないショットだったはず。
      いやぁ、熱かったですね~^^♪

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  5. 突然コメント失礼します。
    カーリング3位決定戦最後の一投の意図がわからず、様々なページを見ましたが一番わかりやすかったです。
    自分もリアルタイムで観戦していたときは中心に向かってドローショットかと思っていましたが、きっと難しいラインだったんでしょうね…
    解説をみてスッキリしました!有難う御座いますw

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    1. お役にたてて光栄です♪この試合のリザルトを見ましたら、ミュアヘッド選手のドローショット成功率は75%でした。決して低い数字ではないので、やはりラインが良くなかったんでしょうね。
      あの場面で難しいショットを選択し、勝ちにいった英国チームはカッコイイと思います^^

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