晴れた日は海岸ドライブ!
みなさんこんにちは。
naoです。
晴れた日は海沿いをドライブしたくなるのはなぜなんでしょうね?
特に、東京で自粛生活をしていると、札幌に戻ってきた時はクルマが運転したくて仕方がありません。
僕は無類のクルマ好きです! 駆け抜ける喜び!!
クルマはあくまでも、快適に暮らす道具。
さて、有給休暇を一人もてあました晴れた日。朝から海沿いをドライブすることにしました。
札幌から行きやすい海岸沿いは2ライン。
積丹方面と留萌方面です。
札幌から行きやすい海岸は2方向 |
積丹へは、近いうちにウニを食べに行くのではないかと思います。
今年はおばあちゃんに会えるといいね♪
というわけで、留萌方面へ向かいます。国道231号線、通称「オロロンライン」を北上します。
緊急事態宣言が解除されましたが、コロナウィルスが絶滅したわけではないので三密を避けて行動しなくてはなりません。
クルマからはできるだけ出ずにまわってみます。
まずは、留萌の有名な観光地、「黄金岬」に向かいます。
岬先端のモニュメント |
風が強くて波が荒い。悲しみ本線日本海! |
黄金岬は夕陽が美しく、黄金色に輝く海に太陽が沈んでいくことで有名です。
が、ここで夕陽を拝むと、札幌に帰るのが遅くなるので、昼間の大海原を堪能します。
そして、岬から札幌方面を振り返ってみると、海岸から伸びる美しい山並みが見えるじゃないですか!!
日本海に突き出る増毛山地 |
左の雪がところどころ残る高峰が暑寒別岳、右の海岸からまっすぐ突き出たような山が雄冬山です。
望遠レンズを出してアップで見てみましょう。
残雪が美しい暑寒別岳 |
雄冬岬からの稜線に近い雄冬岳 |
晴れた日の海岸ドライブはこれだからやめられません!
山々の勇壮な姿にすっかり魅了され、山が美しく見える場所を探し求めて車を走らせます。
30km北上したところにある「道の駅小平 鰊番家」に到着。
小平町には、アオバトが海水を飲むために飛来する岩礁があります。
アオバト愛溢れる記事。アオバトしか出ません!
満潮で岩礁が少なく、昼近い時間帯なのでアオバトもハヤブサもいませんでした。
小平に着いたらやはり大好きなソフトクリームを食べます。
コッテリ系ソフトクリーム代表 |
北海道のドライブとソフトクリームは、切っても切れない関係!
さてさて、ここも風が強いので、波が荒いようです。
どこへ、帰るの、海鳥たちよ~♪ |
ざんねんながら、というか、当然ですが、先ほどの留萌の黄金岬から30kmも北上したわけです。
南側を振り返って増毛山地が見えるのですが、そりゃ霞んでしまうわけですよ。
暑寒別岳も雄冬山も輪郭だけ・・・。 |
まぁ、ここにはトイレとソフトクリームのために寄ったものだと考えれば、十分満足です。
ご存じ、松浦武四郎の銅像 |
松浦武四郎は北海道をくまなく探検した人物で、「北海道」(当初は北加伊道)の名付け親です。
なので、別に小平町になくても、全道どこにあっても不思議ではないのですが、なぜか立派な銅像があります。
六花亭のお菓子詰め合わせ「十勝日誌」は、松浦武四郎の著書名から取られています。
さて、増毛山地がきれいに見えないとわかったので、戻ることにしましょう。
留萌の南側、礼受牧場(れうけぼくじょう)に来てみました。
小高い丘なので、増毛山地がきれいに見えるかと思って期待しました。
礼受牧場は風が強い丘と言うこともあり、風力発電が盛んです。
シャッター速度を落として「まわってる」感をだしてみた |
南側の増毛側から礼受牧場の風力発電を撮るとこんなカンジ |
牧場の売店から日本海が一望できます。
中央に見える岬が黄金岬 |
留萌市内方面はきれいに見えたのですが、増毛山地方面は丘になっていて、畑に遮られて見られませんでした。
かわりに、ウィンドサーフィンやパラセーリングを楽しんでいる人が見えました。
風を味方にして、なんだか楽しそう! |
さて、礼受牧場からは見られなかったので、更に南下します。
増毛町内に入った小さな漁村があり、ちょうど海に突き出たところがあったので、クルマを止めて撮ってみました。
けっこうクッキリ、そして雄大! |
暑寒別岳が海と一緒にクッキリ撮れたのは、これが最後でした。
増毛ゴルフ場の近くや増毛市街の陣屋展望台などもイマイチです。
夢中で撮影スポットを探していたので、15時半を過ぎてしまいました。
ここから札幌までは約2時間半。
umeと夕食のジンギスカンを食べる約束の18時半に間に合わせるため、これ以上増毛山地の撮影スポットを深い追いするのを止め、最後に1カ所だけ撮影スポットに寄って帰ることにしました。
その撮影スポットとは、増毛町雄冬にある「白銀の滝」(しらがねのたき)です。
滝の真ん中より少し下に虹が写っているの、見えますか? |
増毛山地の断崖絶壁。
そこに流れ落ちる一筋の滝は、道路沿いで簡単に見られるにもかかわらず、かなりの落差があって迫力がある滝です。
西側に向かって流れ落ちるため、晴れた午後には虹が見られます。
この滝がある増毛町雄冬は電話が1978年、道路が札幌側(南)から1981年(すぐにトンネル崩落して1984年復旧)にようやく開通するという、実質船でしか行けなかった「陸の孤島」でした。しかも「増毛町」なのに、役場がある増毛市街に道路が通じたのは1992年。除雪体勢が整って冬季含めた通年開通が1999年という、ものすごい難所だったのです。
北海道に陸の孤島が?もちろん今では解消されていますが、80年代前半まで陸の孤島として、他地域から孤立していた地域があります。
倉本聰脚本・高倉健主演 1981年の映画「駅 STATION」は、道路開通前の雄冬で撮影されているそうですよ。
あらすじ調べて驚いた!完全に『鉄道員(ぽっぽや)』と勘違いしていた!!
今は長いトンネルが続く区間が多くなりましたが、それでもトンネルを抜けたときや、断崖絶壁のワインディングからの景色は素晴らしいです。
一人で運転しているため、運転中の絶景は写真に収められず残念。
さて、オロロンラインドライブ、いかがでしたか?
写真で少しは北海道の海岸線ドライブの雄大さや爽快さが伝われば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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