ストアカで野鳥観察してきました!
こんにちは、naoです。
以前、風景写真の練習をしたくて、ストアカで写真教室を受講しました。
東京で野鳥について教えてくれるストアカを探したら、ピッタリのがありました!
「【双眼鏡貸出!】秋から冬の野鳥をもっと楽しもう!身近な冬鳥観察講座」by 白井 剛|ストアカ
鳥のいる場所や見方さえ教えてくれれば、あとは撮るだけです!
その、撮るのが難しいんだけどね。
先生は鳥博士の白井剛先生。アオサギが専門だそうです。
アオサギが専門!?な、なんで!?
釧路でアオサギがたくさんいるのを見て、アオサギを研究対象にすれば北海道に来られる、と思ったんだって。
東京にもたくさんいるよね…。
うむ。
デイリーポータルZで白井先生の記事を見つけたので貼っておきます。「ニート感の漂うアオサギ幼鳥」が面白いです。↓
あのでかいアオサギも、みんな昔子どもだってね
あのでかいアオサギも、みんな昔子どもだってね (伊藤健史)
10月中旬の段階では次回の予定がなかったので、開催リクエストをしたところ、10/27に決まりました。
集合は半蔵門駅、解散は日比谷公園です。
当日、半蔵門駅改札では、生徒は私含めて4名と白井先生の5名が集合しました。
半蔵門前の公園に移動し、先生が貸し出すKOWA社製の双眼鏡の使い方を学びます。KOWA社製の双眼鏡、高いだけあってとても明るかったです。
しかしながら、上には上がいる。参加者の中にはドイツの高級レンズメーカーZEISSの双眼鏡を持参された方が!たぶん、僕のバズーカみたいな望遠レンズより高いです。
ツァイス双眼鏡、レーザーレンジファインダー、ナイトビジョン、およびアクセサリー | ZEISS 日本
ちょうど良いところにスズメが留まったので、スズメで双眼鏡の使い方を学びました。
見やすい位置に来た冬のスズメ |
スズメは冬になると嘴の付け根が黄色くなるんですって。この写真でわかりますかね?
お堀に近づくと、アオサギがお食事中。そこへ、ダイサギがやってきました。
元々いたアオサギと、飛んできたダイサギ |
白いサギは、ダイサギ・チュウサギ・コサギの三種類ありますが、冬、嘴が全部黄色いのはダイサギです。先端だけ黒いのがチュウサギ。コサギは黒です。
ほかには堀の真ん中にオオバンとカイツブリがいました。
水草を探しているオオバン |
しょっちゅう素潜りしているカイツブリ |
先生が、皇居の方からエナガの声がすると、おしえてくれました。
皇居ランナーに邪険にされながらお堀の周りを歩いていると、街路樹に鳥がとまっていました。
みんな双眼鏡を覗いていますが、僕はヒヨドリかと思ってカメラを向けませんでした。
しかし、先生がボソッと「あれはエゾビタキですね」と。
エゾなのに東京にいるエゾビタキ |
これは初見です!
北海道でも見たことないのに、エゾビタキ! 大興奮でした。
胸の点々とか、尾羽の先が分かれた感じ、たしかにヒヨドリっぽい。でも目はヒタキだね。
この枝がお気に入りのようで、飛んでったかな? と思ったら戻ってきて何度もとまりました。
真逆光で空抜けなので、とても写りが悪いのが悔やまれます。
あとはお堀の水鳥が中心です。
カイツブリの親子。左上が幼鳥。 |
マガモのオス。冬毛になる前のエクリプス。 |
豪快に水浴びするキンクロハジロ |
ヒドリガモ。左がオス、右がメス。 |
嘴が幅広いホシハジロ |
オスが緑のベレー帽になりかけているヨシガモ |
一通り冬の水鳥を見て、桜田門にたどり着きました。
「このお堀でカワセミが見られるんですけどね。」と、先生が言った矢先に飛んできましたが、すぐにどこかへ行ってしまい、だれも双眼鏡では見られず、僕も写真には納められず・・・。
お堀から離れ、日比谷公園に入ります。
都会なのに木々が生い茂る日比谷公園の雲形池付近 |
スズメの行水 |
こっちのスズメの方が、くちばしの黄色みが分かりやすいですね。
奥の雲形池に行くと、ダイサギを手なずけているおじさんが!!
おじさんが触っても逃げない。不思議なダイサギ。 |
え? 野鳥となかよくなれるの?
まるでモデルさんを撮影しているような雰囲気の、ダイサギとおじさんでした。
つつじ山(といっても小高い丘)に登ると、暗いのですが、メジロとシジュウカラがたくさんいます。
ゴチソウをゲットしたシジュウカラ |
すばしっこいメジロ |
半蔵門からスタートして日比谷公園まで約3時間半の探鳥。
いつもなら見られないエゾビタキも見られて大満足でした。
ちなみに今回、「ストアカの中の人」が個人的に参加されていました。ストアカの中では破格に安い講座なんだそうです。
研究者のお話を聞けるなんて、貴重な体験だよね!先生がアオサギのどんなところに魅力を感じているのか、ぜひ伺いたい!
やっぱり気になるのはそこなんだ。さすが、アオサギの盛大なディスり記事(↓)を書いただけあるね…。
恋の色に染まるアオサギたち(*´∨`*)
半蔵門駅から日比谷公園の霞ヶ関駅まで、普通だと2.4kmくらいですが、立ち止まったり寄り道したりで、全行程約3.6kmのウォーキングでした。
歩いたコース |
先生によると、日比谷公園では数日前までムシクイがいたり、去年はオオルリ(普通は夏鳥)がいたそうです。これは気になりますね。
東京のど真ん中なのに、いろんな鳥がいるんだね~。水辺の鳥は札幌市内より観察しやすいかも。
日比谷公園なら日比谷線で乗り換えなしで来られるので、近いうちにまた訪れたいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
アオサギ先生結局北海道には来られなかったのね(;´∀`)
返信削除アオサギじゃなくてタンチョウにしておけば今頃北海道で暮らしていたかも(笑)
サギ手名付けているおじさんスゲ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!
猫とはある程度意思の疎通ができるような気がしていますが…鳥が相手は難しいっ!!
エゾヒタキは遠くからみたら色白なヒヨドリですね。
エゾなのに東京にもいるんですねー。
>虎ノ介さん
削除いやホント、タンチョウにしておけば…って私も同じことを思いましたよ(≧▽≦)
サギおじさん(って言うと意味が違って聞こえる…)スゴイですよね!
幼鳥のころから顔なじみなんでしょうか。
エゾビタキと最初に聞いたとき、「江戸」がなまって「エゾ」になったのかと思いました。
北海道には「トウキョウトガリネズミ」というちっこいネズミがいますが、発見者が「エゾ」を「エド」と書き間違えたことから「トウキョウ」になっちゃったんですよね。
その逆バージョンかと(´∀`;)
ヒタキ科の中では地味な鳥さんかも^^
なるほど〜、知っている人にだけ見えるものがたくさんあるんですね。
返信削除私が見ても、水鳥ってデカくて脚が長い系とチビッコ脚短か系の二種類がいるのね、としか思わないや(^o^;
そんな私でもメジロはわかります。可愛い(*^^*)
>うまんまさん
削除水鳥の分類の仕方、私もうまんまさんと同じです。とくにカモ類はさっぱり見分けがつきません。
その昔、デカくて脚が長い系の代表格・アオサギを見て、naoは「ペリカン?」って言いました。
野鳥の知識なんて、なくても生活に何ら支障はありません( ^ω^)
でも、鳥の名前がわかるようになると、ちょっとだけ世界が広がります^^
この時期でもメジロが観察できるのは、東京らしいですね~。北海道には、もういませんから。