支笏湖温泉街の「寿」さんで、チップ料理に舌鼓!
支笏湖温泉街の「寿」さんで、ヒメマス料理をいただきました。
支笏湖ビジターセンターの巨大チップ |
北海道では、ヒメマスのことを「チップ」と呼びます。アイヌ語が語源のようです。
チップのフライ定食 |
私は最初、天ぷら定食を注文したのですが、お店の方が一呼吸おいたのち「…フライの方がオススメです!」と断言されたので、フライ定食に変更しました。
「フライは中骨を抜いてあるので、頭からかぶりついてください」とな!これはありがたい♪
では、遠慮なく頭から。いただきま~す!
身が、ていうかまだ頭だけど、柔らかくて、ふわっとして、甘い!さすが、お店のオススメだけありますね。
尻尾まで丸ごと食べられて、嬉しい。焼き魚はキレイに食べられないので…(^◇^;)
チップの塩焼き |
naoは塩焼きとお刺身がセットになった豪華な定食。
塩焼き、一口もらいました。フライ以上にやわらかい。チップは紅鮭の陸封型なんだけど、北海道の川に戻ってくるシロサケとは全然味が違うの。パサパサしないのよ!
お刺身! |
チップのお刺身初体験、たぶん。
小さな身ですが、上品な脂がのっています。とろける~♪できれば3,4切れまとめて口に放り込みたい!
あら汁が最高だった! |
二人揃って感動したのが、チップのあら汁です。今まで飲んできた、どんなあら汁よりも美味い。間違いない!見た目は普通の汁椀です。けれども、絶妙な塩加減、そしてチップのうまみがつゆに染みいってます。
ふつう、デザートで〆るところですが、naoに「デザートのコーヒーゼリーと、このあら汁と。最後の一口、どちらで終わるべき?」と聞いたら、「あら汁」と即答されました。
naoはコーヒーゼリーで終わったため、くやしくなったのでしょう。私のあら汁を飲んでました。
ごちそうさまでした!
お店外観 |
帰り際、寿司を握っていた大将とちょっとお話して、大将に「昨日(8/31)で漁終わりだから。チップはなくなったらそれでオシマイ」と言われ、ハッとしました。何も考えずに来たけれど、ギリギリセーフだったみたい。
「寿」さんは、冷凍物は一切使わず、漁期が終わった後は生け簀でチップ料理を提供されています(11月~4月はお休み)。とはいえ、やはり湖から揚げたてのチップをいただくのが一番美味しいはず。来年は漁期に合わせて訪れたいと思いました。
二人とも、あら汁の余韻に浸りつつ、店を後にしました。ごちそうさまでした~^^
お店情報
ご飯が若干やわらかめの炊きあがりでした。お寿司より刺身の方がオススメかな~。
温泉街に入るには、駐車料金500円がかかります。
ヒメマスの解禁期間は毎年6月~8月です。
聞いたわけじゃなく、天ぷら注文したのに『フライの方がオススメです!』と断言されたんですか。しかもお店の人に…(゜゜) じゃ最初から天ぷら出さなきゃいいのにねww
返信削除ヒメマスと紅鮭って同じ魚なんですね。本当だ、身が赤い!
なんだか不思議な感じです。環境が違ったら味も変わるんですね。
>うまんまさん
削除天ぷらが好物なもので。でも「同じ揚げ物だし、いいか!」と(適当)
紅鮭と全然サイズ感が違いますよね。栄養の乏しい湖に生息するヒメマスは、大きくなれないんですって。
でも不思議なことに、しっとりとした脂を感じました。
6月1日の解禁と同時に、釣り人が押し寄せる理由がわかりました(≧▽≦)
え~~なにこれ~~めっちゃ美味しそう!!
返信削除食べたい、食べたい!たべたぁぁぁいっ!!
子供の頃は鮭よりもヒメマスが好きで鮭だとがっかりしていました。
最近はヒメマスにお目にかかっていないので存在すら忘れていましたよ(;´∀`)
フライも塩焼きもお刺身も、もちろんアラ汁も全部たべたいっ!!
umeさん&naoさんはギリギリ間に合ってよかったですね。
来年はシーズン中に数回は食べちゃってください(*´艸`*)
>虎ノ介さん
削除本州ではマイナーな魚なんですかね?
私の記事で、子供のころの思い出がよみがえっちゃった??(o´艸`)
私は子供のころ食べた記憶はないですね~。チップの原産地、「チミケップ湖」が割と近くにあったけれど、市場に出回っていなかったのか、高くて買えなかったか(笑)
支笏湖でも高級魚ですので、積丹のウニと同様、年に一度のお楽しみにしたいと思います!