キレンジャク、ときどき、ヒレンジャク。

キレンジャク、ときどき、ヒレンジャク。

2020/1/27    ume

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札幌のブロガー鳥天国さんが、北大西側の石山通でレンジャクの大群を見たと仰っていて、19日に私もレンジャク探しに出かけました。

センター試験1日目　少年少女よ大志を抱け！エゾリスさんも応援！レンジャク群れは120羽超

その日は、競馬場の西側で数羽の群れを見かけただけに終わったのですが、石山通のナナカマドがほぼ食い尽くされていたことから、西の方へ移動するんじゃないのかな、と予想。

ネパールカレー食べて帰宅。

22日、お昼に八軒のラーメン屋さんに行った際、予想通りレンジャクの大群に会えました！


ラーメン屋の窓から肉眼で「キレンジャク」と確認できるくらい、低空を飛んだりして、大興奮(≧▽≦)


その時の動画。

キレンジャクの大群 pic.twitter.com/pbCMcgYjJu

— ume (@umejog) January 24, 2020

naoもレンジャク大好きなので、あらためて25日に二人でレンジャクを探しました。


下手稲通を西へ、農試公園へ行ったのではないかと思い、確認しに行きました。

下手稲通はナナカマドが植えられていて、あちこち食べられた跡が残っています。

しかし、お目当てのレンジャクではなく、いたのは沢山のツグミでした。

琴似発寒川で雪を蹴散らすハクセキレイ

農試公園にも見当たらず、予想が外れてガッカリ…。

ホーマック発寒追分通店で買い物をして、山の手通に向かいました。

自動精米機のまわりでおこぼれを狙うスズメたち。賢い。

なぜ、山の手通なのかというと、とある本にレンジャクの観察スポットとして紹介されていたからです。

この本自体はそれ程オススメではありません。買うなら、『北海道野鳥ハンディガイド』が良いですよ！

途中、地下鉄宮の沢駅付近で、小さな群れを発見！


車をとめ、しばらく待っていると、巨大な群れが山側に現れました！

西野・屯田通のナナカマドを狙っています。

何度も何度も旋回し、安全を確認。



動画を撮ってみました（naoのシャッター音にご注意ください）↓

降りるときは一気に群れのスピードが落ちる。

ちいさなナナカマドに群がるレンジャク！

ほとんどがキレンジャクで、ときどきヒレンジャクが混ざっています。

左上：ヒレンジャク
右下：キレンジャク

見てください、この目いっぱい広げた翼を。美しいですね！

胸のむっくり具合も非常に愛らしい。

たまに、ツグミもやってきます。レンジャクと違って、ツグミは堂々としていますね。

マンションの屋上で、羽を休めるレンジャク軍団。

ナナカマドのそばを人が通っても、気にせず着陸してました。彼らが警戒しているのは他の鳥さんなのかも。カラスが時々いじめに来てたし(´∀｀；)

人を気にしてたら、街路樹の実なんか食べられませんよね。

羽根の模様も凝っていますよね～。盛り上がった赤い点々はごめんなさい、ちょっと気持ち悪い(笑)

次列風切羽の先端についている赤い蝋状の突起物。英名の「Waxwing」は、この突起物が由来だそうです。そして、この蝋状の物質が何の役に立っているのかは分かってないという…（Wikipediaより）

あまりに近すぎて、突起物が鮮明に写りすぎてしまった(´∀｀；)

20分～30分は観察していたかな。この日は真冬日で風も強く、超寒かった！

身体は冷え冷えだったけど、レンジャクが見られて大満足の一日でした^^

レンジャクに食べられて丸坊主のナナカマドとツグミ。

実は、同じ日の午前中、鳥天さんが桑園でレンジャクの大群を目撃されています。

別の群れなのか、それとも、私たちが見たのは桑園から移動してきた群れだったのか。

いずれにせよ、今年はレンジャクの当たり年のようです！

おまけ『ダーウィンが来た！』感想

1/26放送分は、北大キャンパスで子育てするオシドリの特集でした。

ハルニレの樹に営巣したことから、「春子」と名付けられたオシドリ母さん。

せっかく羽化したヒナなのに、一羽巣に忘れていっちゃった…。置き去りにされたヒナの運命は決まっています。あっという間にカラスに攫われました。残酷ですが、自然界の掟には逆らえません。

巣から池に移動中、側溝の溝ブタの隙間からヒナが二羽落下！Σ(°Д°；)

春子母さ～ん！子供落ちましたよぉ～～(´；ω；｀)

いとも簡単に、次々と命を落とすヒナたち…。可愛いヒナに癒されるつもりで視聴していたのに、どんどん数が減っていくのが辛すぎた(ノд｀)

逆に、我々が目にするオシドリの成鳥は、この過酷な生き残り競争を勝ち抜いた、強運の持ち主とも言えますね…。オシドリに限らず、野生動物は今現在の勝者。明日には一転、敗者の側にまわるかもしれない。う～ん、過酷。

観終わった後、しばらく放心状態でした。ちょっとトラウマになりそう…。

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