「ルイスポールセン PHスノーボール」の分解掃除

「ルイスポールセン　PHスノーボール」の分解掃除

2020/1/13    nao

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こんにちはnaoです。
今年の汚れ、今年のうちに。と、思い立ち、ウチにある家具の中でずば抜けて高価な照明を分解掃除してみました。

でも、年内にブログ記事にできませんでした・・・。

さてさて、PHスノーボールはこんなカンジの照明です。




実は、今のマンションに越してきてから三年ほど、我が家のリビングには照明がありませんでした。スノーボールのためにお金をためる必要があったのと、つなぎの照明を買ってしまったら、妥協して初志貫徹できなそうだからです。

照明ごときにそこまでするのか、と引かれるかもしれませんね。でも、スノーボールは我々夫婦にとって、長年憧れの照明だったのです。

PHスノーボールは1958年にポール・ヘニングセンがデザインしたランプで、どこから見ても光源が直接見えません。
シェードの外側は光沢に、内側はマットに仕上げられていて、外から見るとグラデーションに見え、漏れる光にまぶしさを感じさせないようになっています。

しかし、このシェードの隙間が掃除しにくかったり、中央のメッキパーツにも手がとどきません。
なので、バラバラに分解します。

まず、慎重に降ろします。
が、床に置く前に、一番下のシェードを外します。

ちょっと強めに引っ張るだけでパカっと取れます。

床に置くと大きく感じる。

中心の電球を外します。

時計回りに回転させて、溝に合わせて抜くだけ。

まっすぐ引き抜きます。

マイナスドライバーで3か所のネジを外します。

傷をつけないように慎重かつ力強く回します。

ネジを外すだけで一番上のシェードは外せます。

一番上が外れました。

中心の筒を下に向かって引き抜きます。

引き抜くために、なるべく金属の輪を小さくして引き抜きやすくします。

3方向から押して金属の輪を小さくし、被さっている銀の筒を下に引き抜きます。

下に引き抜くと銀のカップのようですが、プラスチック製でした。

こうすると、上部の輪を小さくすることができ、3本の支柱が内側に寄るので、シェードを1枚づつ外すことができます。
しかし、外すときにシェードの1か所に突起があるので、この場所を探し当てて、外側に引っ張る必要があります。

これが突起。シェード1枚につき1か所あり、支柱の中にはめ込まれていて、回らないようになっています。

コツがつかめれば、あとはどんどん外していくだけです。

おおきなシェードが外れるとちょっと快感。

最後の2枚は下から引き抜く必要があります。

下2枚。

すべてのシェードを外すと上下の輪と3本の支柱だけになります。

最後は銀色の支柱が残ります。
支柱は鉄製でしっかりとして重い。

すべてのパーツを並べるとこんな感じ↓

結構な部品点数。順番忘れないように置かないとネ。

これらの部品を洗うのに使う洗剤はコレ↓

リンレイ　透明ガラスクリーナー

ガラスクリーナーはガラスだけでなく、プラスチック、メラミン樹脂、メッキされた金属類など、少しでもツルツルしている場所ならどこでもピカピカにする万能な洗剤です。

裏表にまんべんなくかけて。

乾いた柔らかい布で拭き取ります。

缶には「二度拭き不要」って書いてあったりしますが、二度拭きすることをおすすめします。

そして、最後にランプ部分を拭きます。

ランプやシェードよりも、キャップ部分が一番汚かったりします。

拭き終えたら、組み立てなおして上からランプ部分を入れて、外れないように回せば完成です。

一番下は吊るしてから入れましょう。

吊るして下の部分を嵌めれば完成。

シェードは薄いアルミ製なので、ぶつけたりしないように気を付けましょう！

我が家にはもう一つ、ルイスポールセンの照明があります。

が、長くなったので、「ルイスポールセン PH-5 plus」の分解掃除は次回にします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！

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