【W杯】シロートが語るポーランド戦・真のサムライは西野監督
サムライっていうか、武将ですね。戦国武将。
正直言って、試合自体はツマラナイ終わり方をしました。
コロンビア戦(サランスクの奇跡)、セネガル戦(エカテリンブルクの激闘)がすごく良いサッカーをしていただけに、落差が大きかったですね。
あからさまなパス回しが始まってからは、日本の応援をnaoに託し、私は寝室のテレビでコロンビア対セネガルを観ていました。
日本人サポーターはまだいいとして、お金を払って観戦した地元ロシアのサッカーファンは可哀想だな、と思いました。
でも勝っていても、同点でも、終盤は同じくパス回しに徹していたはず。
「負けているのに、パス回しで時間を稼ぐなんてけしからん」という批判はちょっと的外れですね。
柔道のように、「積極的に組み合わないのは違反」ではないのですから。
目的達成の為に、ルールに則って、一番可能性の高い戦術を選択しただけ。
どう考えても、同点以上を狙った時に生じるリスクの方が大きいです。
後半29分 コロンビア先制の一報が! |
ポーランドに追加点を取られるリスク。
選手のけが・疲労のリスク。
気温35℃ですもの… |
そして…。
一番やっちゃいけないことは、ポーランド選手との競り合いでファウルをもらうこと。
ゴール前で倒される岡崎選手 |
シロート目で恐縮ですが、この日の主審、日本のファウルは取るのに、ポーランドのファウルは取らない傾向にありました。
そのあたりを考慮しての戦略だったのかも…なんて、考えすぎ?
川島選手のファインセーブその1 |
これでもし、セネガルが同点に追いついた場合、西野監督は、国内はもとより、世界中のサッカーファンから批判されたことでしょう。
いやはや。
すごい決断だと思いませんか?
川島選手のファインセーブその2 |
冷静な情報分析の上に、「絶対に決勝トーナメントに進むんだ」という鋼の意志をのせ、万が一の場合は批判の矢面に立つ覚悟…。
おそらく自身の進退をかけての決断に違いありません。
誰にでも出来ることじゃない。カッコイイです。
槙野選手のオーバーヘッドキック |
ファンの期待していた試合展開にはならなかったかもしれない。
前半、惜しいシーンはあったし、もちろん勝って終われたら良かったけれど、ワールドカップって、そんな簡単に、筋書き通りにはいきませんね。
ベルギーは強いです。他国との試合を観ましたが、圧倒的に強いです。強すぎてちょっと引きました。
でも、負けたら終わりの決勝トーナメントで、選手達は日本らしいチームプレイを見せてくれるはず!
それから、西野監督があっと驚くような作戦で私たちを楽しませてくれるんじゃないかと、期待してます!
批判が多い中、この記事を読んでとてもうれしかったです。
返信削除日本人は、結果を出した監督・選手を賞賛し、世界に向けても胸を張るべきです。
じゃないとスポーツマンの本能的にやりたくないことを我慢してやり遂げた監督と選手が可哀想。
今回はボール回しの負け試合で予選を通過したので、完全燃焼していない監督・選手の決勝Tでの戦いぶりにものすごく期待しちゃってます(笑) 頑張ってほしいですね!!
>ぷしゅ猫さん
削除「反省だけならサルでも出来る」ってCMがありましたね。批判も然り。
ぷしゅ猫さんがblogで書いておられた通り、次があるってだけで嬉しいですよ!
ベルギーは強いですけど、日本がどんな戦い方をするのか楽しみです(*´∇`*)
スポーツにはまるで興味なし、サッカーもぜんぜん見てない私です。
返信削除それでも人の会話やネットで断片的には耳に入ってきて、このポーランド戦があまりよく言われてないのはなんでじゃろ?と思ってましたが、この記事でだいたいわかった気がします。
それで思ったのは、日本人って外交問題等でもいつも真正面から正攻法!他のやり方は卑怯だもん!という感じで、考え方が幼いというか、融通がきかないというか、どんな手を使っても結果が全て、自分の言い分通すためなら嘘も二枚舌もなんでもあり、の外国にいいようにやられてる感じがしてましたが、この試合では違ったんだな〜、と。
なんかやり手っぽい?結局、決勝トーナメントに行った者勝ちですものね。たいへんよろしいのではないかと。
どうせ試合は見ない私は、不完全燃焼とかないしね(^^)v
>うまんまさん
削除日本はホント外交下手ですもんね。駆け引き下手。
「当たって砕けろ」の精神論では、勝てるものも勝てないですし。
頑張ったけどダメでしたって、社会人としては失格ですよね。いいから結果出せよ、と。
スポーツも一緒で、日本チームは他力本願の要素はあったにせよ、結果を残しました。
「決勝トーナメント進出」という最高の結果を!
本当に、代表監督は大変な仕事です。勝っても負けても文句言われて…(笑)