2019/04/25

マイクロチップのお話。



ミーさんがマイクロチップを入れるか迷っている、とのことでしたので、我が家の場合を書いてみます。

ミルトは基本室内飼いですが、まったく外に出ないわけではありません。

年に1~2回、実家に連れて帰るからです。

帰省先で迷子になったときのために、マイクロチップを入れました。去勢手術の時に一緒に処置してもらい、チップの処置料は5,000円でした。




マイクロチップから読み取れるのは、ID番号のみ。AIPO(動物ID普及推進会議)に飼い主情報・飼い猫情報を登録してはじめて役に立ちます。


獣医師記入欄

獣医師は注入したマイクロチップのID番号・猫の名前、生年月、性別、動物種、種類コード、毛色コードを申込用紙に記入します。

飼い主は申込用紙に飼い主情報(氏名、住所、電話番号)を記入します。AIPO(動物ID普及推進会議)への最初の登録は、動物病院でやってくれた…はず。登録料1,000円は郵便局から払い込んだみたいです。申込用紙に自分のメモ書き(郵便局名と日付)が残ってました。記憶が曖昧で申し訳ありません。

2008年11月14日
登録完了通知のハガキ

我が家はその後引越をしましたので、私がAIPOに連絡をして、住所変更をしました。

でも、マイクロチップを入れているから安心、とは全然思っていません。人におすすめするか?と聞かれたら…うーん。積極的には薦めないかなぁ。

おすすめできないのは、札幌市が過去に犯した大失態が関係しています。

飼い猫を誤って殺処分 札幌市の動物管理センター (2013/6/4付 日本経済新聞)


事件の経緯は下記のサイトで確認できますが、札幌市の見苦しい言い訳に、気分を害されぬようご注意ください。

NPO法人 動物実験の廃止を求める会 


こんな酷いことが実際に起こっているんです。動物の命を軽視しすぎ。人間の適当な仕事ぶりに本当にガッカリさせられたし、飼い主さんの気持ちを思うといたたまれません。
やはり愛猫を守れるのは飼い主だけなのだと思います。

マイクロチップを入れていても、首輪や迷子札をつけていても、確認してもらえなければ意味がないです…。

とはいえ、迷子対策をおろそかにはできませんよね。悲しい事件でしたが、私たちはこれを教訓に、できることをしなければなりません。

長毛さんはとくに首輪が隠れてしまいがちなので、チャームや迷子札をぶら下げて、はっきり視認できるようにしておくとよいですね。鈴がついていれば、音で「首輪がついている」ことを知らせてくれるでしょう。

あとは、ジュンさんが愛猫たちにつけているバンダナも、視認性が高いです。

ただし、首輪やバンダナは猫が放浪中に外れてしまったらそこまで。

その点、マイクロチップは身体から外れる心配はありません。

なので、首輪やバンダナが第一の安全策。それらが万一なくなってしまった場合の、第二の安全策がマイクロチップ、と考えています。二重のセーフティネット?みたいな。あとは、猫がいなくなったら、すぐに動物管理センターに連絡!

なんだかまとまりのない文章になってしまいました。うちの猫がマイクロチップのお世話になることがありませんように…。



おまけ・カサブタとれたよ!




お尻の傷、すっかり良くなりました。先日カサブタがとれました。記念にカサブタの写真も撮ったけど、掲載は自粛(笑)

4月24日の様子

「退屈だー」とニャーニャー鳴いているので、そろそろパソコンから離れてミルトと遊んであげなくちゃ^^

それでは、今日はこのへんで!



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