2019/05/08

美瑛の絶景と鳥と花!GW撮影ドライブレポート



みなさんこんにちは!naoです。
GW前半、4月29日に大学時代のサークルの仲間と写真撮影ドライブに行きました。

北海道の春は道南の桜を除いて、フォトジェニックな場所が少ないのが悩みです。どこもかしこも茶色い景色。

そこで、美瑛に「あるもの」を撮りに行きました。
とはいえ、その「あるもの」だけでは間が持たないので、その他の有名な風景にも立ち寄っていこうと思います。

まずは朝イチで、「青い池」に向かいます。
有名になったのはMacの壁紙に採用された2012年頃ですが、僕が最初に訪れたのは、たしか2005年だったと思います。Google Mapsを見ていて、「なんだこれ?」と気になって見に行ったんです。

当時は写真マニアにしか知られておらず、長靴じゃないと厳しいけもの道に、駐車場も3台で一杯になるような小さなスペースしかありませんでした。
それが今では観光バスも停められる、舗装された大駐車場完備に変身してしまいました。

青い池と奥に十勝岳連峰

青く見えるのは、美瑛川に含まれる水酸化アルミニウムのせいだそうです。
何度来ても美しいですが、この日は少し曇っていたせいで、輝きが少なかったのが残念です。
その代わり、水面に映った雲のまだら模様を写し取ることが出来ました。


雲が多かったおかげでこんな写真も

ここから十勝岳連峰が見えたので、近づいてみます。
いつもなら夏の終わりに行っている望岳台に行ってみました。


噴煙が上がる十勝岳(右)

ここに来ると、晴れてきました。
右にモヤモヤと見えるのは雲ではなくて噴煙です。
雪が大量に残っていました。
登山する方はこの雪をスノーシューを付けて登っていました。

美しい声で鳴く鳥がいたので、急いで望遠レンズをセットすると、いたのはコレ↓でした。

な~んだ、アオジか。

アオジが縄張りを主張するかのように鳴いていましたが、その後はえさを探して雪の上の泥をかき分けていました。
山をアップで撮ってみましょう。


まだまだ冬の景色。

ここには、美瑛岳と美瑛富士の2つが隣同士になっていて、しかも、どちらもとがっていて似ています。
たぶんこちらは美瑛富士だとおもいます。
雄大な山々ですね。


続いて、道すがらにある四季彩の丘へ。ここは昨年もナキウサギを見る前に立ち寄ってます。

ナキウサギの冬支度と望岳台の夕日

北海道でカヤックや野鳥観察を楽しむ夫婦のblog。支笏湖のパドリングマップあります。



まだ春先で、花はパンジーしかなかったため、ソフトクリームで小腹を満たして次のスポットへ。

甘い牛乳味のソフトクリーム。あっさり系。


嵐の木

こちらは「嵐の木」。
数年前、嵐が出演したJALのCMに使われた木です。
当然ですが、撮影する時は畑に立ち入ってはいけません。(畑に入ると、農作物に影響を与えます。)
また、駐車する際も、通行のクルマに迷惑にならないようにする必要があります。


11時近くになってきたので、ランチに向かいます。
いまでこそ美瑛にはこじゃれたお店がたくさんありますが、そんなこじゃれた店の草分け的存在(と勝手に思っている)洋食屋、「木のいいなかま」です。

ログハウス調の「木のいいなかま」
 まだオープン前

「味噌カツ定食」をチョイス。
いつもは食べないメニューですが、なぜかトンカツが魅力的に映りました。


おいしい味噌カツでした。




オープン直後の11:30は激混みです。早めに行って並ぶか、ガッツリ遅めに行くのが吉。



さて、腹ごしらえも済んだところで、午後は丘と木を巡ります。

まずは、「ケンとメリーの木」です。
日産スカイラインのCMで使われた木です。覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
CMのイメージに似せて、疾走する友人の愛車「レヴォーグ」を撮影しようと思いましたが、オリジナルのCMを見てみると、ケンとメリーに扮した2人の男女が窓からこの木を眺めているだけでした。
なので、クルマなしで撮ります。

十勝岳をバックに。

ここは旭川空港にも近く、運良く飛行機が通りがかりました。


着陸態勢の「道民の翼」AIR DO機

マイルドセブンの丘に行きましたが、ほとんどの木が倒れてしまっていて、絵にならず。
というわけで、これはパスして、セブンスターの木にむかいました。
しかし、セブンスターの木はまだ芽吹いていませんでした。
その代わりと言っては何ですが、秋蒔き小麦が芽を出しており、青々と美しい丘を形成していました。


秋蒔き小麦の丘

雪が降る前の秋冬、そして雪解け直後の早春に、季節外れに青々とした芝のような畑は秋蒔き小麦です。収穫は8月ですね。

この丘、振り向くと美しい白樺並木があります。


サムネイルにも使いました。
セブンスターの木(の隣)


「あるもの」の正体。それは…


今回の最終目的、「春の紅葉」を撮りに向かいました。
場所は就実の丘。美瑛から近いのですが、実際の住所は旭川市です。



これが春の紅葉

落葉松が芽吹いておらず、紅葉のままのため、「春の紅葉」と呼ばれているそうです。
ここから伸びる、ジェットコースターのような道と一緒に撮ってみます。
「THE 北海道」な直線道路ですよ^^

春なのに、紅葉。

山々を入れるとこんな感じ↓で、秋蒔き小麦の芽と緑と残った紅葉のコントラストを楽しめます。

手前の緑、中間の紅葉、奥の青。

茶色だけだと地味で寂しいけれど、緑と青が合わさって、面白い画になったと思います。


おまけ。


まだ時間があったため、旭川市内にある男山自然公園に向かいました。
ここは、カタクリの群生地として有名です。

斜面一面がカタクリの絨毯



アップで撮ってみます。

可憐なカタクリ。


では、いつものユルフワを。
陽が傾き始めていたので、逆光を狙います。

ユルフワは逆光がポイント


そして、対比でアンダーのカリカリを

逆光でアンダー気味でカリカリ



エゾエンゴサク咲いてましたので、これもユルフワで。

逆光ユルフワのエゾエンゴサク


せっかくなので、前ボケもやってみますか。

名前がわからない白い花をメインに。
前ボケはカタクリ。



いかがでしたか?


一日で風景・鳥・花と、いろいろな被写体を撮影できて大満足です。
次の撮影ドライブは夏になると思います。
では、次回までお楽しみに!


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