【知床観光】ウトロが雨なら、羅臼に行けばいいじゃない。
時計の針をGWに戻しまして。知床・野付半島ドライブの記事です。
naoに「野付半島の記事がまだだぞ!」って催促されたので、書きます~。お付き合いくださいm(__)m
さて、皆さん。「知床横断道路」ってご存じですか?
国道334号線のうち、ウトロと羅臼、二つの街を結ぶ区間を「知床横断道路」と呼びます。知床半島の真ん中って、背骨みたいに山脈が連なってます。ここを突っ切るワインディングロードです。
冬が来る前に閉鎖されちゃうし、春先は午後3時半までしか通れません。今年終日通行が可能になったのは、つい最近の5月28日です。
↓動画を再生しなくても、なんとなく除雪の凄まじさが伝わるサムネ↓
ウトロ側は網走開発建設部、羅臼側は釧路開発建設部が、ゴールデンウィーク前の開通を目指して除雪を行います。でも、間に合わない年もあるし、開通にこぎつけたところで、GWに吹雪いて通行止めになることもあります。
毎年、北海道のローカル番組では「知床横断道路の開通」がニュースになるんですよ。
そんな無理して開通させなくたっていいじゃん…。
って、私はずっと思ってました。でも。行ってみたら分かった。ここは、ゴールデンウィークにこそ、行くべき場所だ!
ウトロは雨。気温は6℃。
5/2(木)、予約していたシーカヤックは、風が強くなる予報のためキャンセルとなりました。
雲だか霧だか分からんけど、視界が悪く野鳥観察もままならない。
港にいたイソヒヨドリ。元気にさえずってました。でも風の音の方がスゴイ…(^◇^;)
「観光遊覧船にでも乗ってみるか」なんて、軽い気持ちで電話してみたけど、予約で満席!…ですよね~。
これ以上ウトロにいても仕方ない…。急遽、羅臼方面を目指すことにしました。
知床峠まで
AM10時の開通を待って、行列が出来ています。
まだ冬の景色。木の枝の曲がり具合で、日頃から風の強い場所だと分かります。
知床峠は車とバイクで一杯。スルーして下ります。
だんだん天気が良くなってきた!
山を越えたら、あんなに低く垂れ込めていた雲がなくなり、晴れ間が見えてきました。
知床、久しぶりで忘れてました。そういえばそうだった。ウトロと羅臼って、天気が真逆になることが多いんです。
羅臼側はくねくね道が酷くなるんですが、急に回復した下界の景色を見ようと路駐がすごい(^◇^;)
国後島がクッキリと…!9日後に某議員センセー(笑)がこの島でトンデモ発言することになろうとは、夢にも思わなんだ。
残雪残る山々と青空が美しい!ご覧の通り、まだ白樺も芽吹いておりません。山が綺麗に見える。
行って良かった!知床横断道路
実は夏場しか通ったことがなかったんです。いやはや、最高の景色でした。行くならウトロ側からのアクセスがオススメです。「海・山・国後島」の三点セット、けっこう感動よ?
観光客にとって、ゴールデンウィークじゃないと見られない景色。
「観光客にとって」の意味は、知床への行き帰りだけで二日は必要だし、観光するにはさらに日数がないとキビシイから。峠の気温は一ケタ台なので、ダウンジャケット持参してね!当然だけど、車は冬タイヤで!
次回は野付半島のオジロワシをご紹介します^^
大型猛禽類好きさん、お楽しみに♪
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