努力が報われるとは限らない「ジュエリーアイス」リベンジの巻。
こんにちは!naoです。今回はお正月1/5に友達と出かけた時のお話です。
友達と日帰り撮影旅行・計画
年に一、二度しかない、学生時代の友達との貴重な時間。できるだけ良い写真を撮りたい!
天気予報で晴れのエリアを調べて、撮影スポットを選定します。
1/5は全道的にイマイチの予報。十勝方面だけかろうじて晴れるようでした。
本当は美瑛で風景写真を撮りたかった~
天気優先で、昨年と同じ豊頃町のジュエリーアイスに決定。リベンジもしたかったし。
「リベンジって何?」と思われた方は過去記事をご覧ください!
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アイスの真横から光を入れるため、日の出前に到着しなくてはいけません。
昨年は(僕の長いトイレタイムのせいで)日の出時刻に間に合わず、悔しい思いをしました。
メンバーは昨年も参加した友人Aの他、友人B夫妻をあわせた4人。umeは留守番です。
寒いし朝早すぎるからパス!
豊頃町で待っていた景色
日の出時間と、札幌から豊頃町までの距離、友人宅二軒に立ち寄る時間から逆算して、二時半に自宅を出ました。
今年はおなかが痛くなることもなく、予定通り現地に到着!日の出に間に合ったよ。
しかし、そこで待っていたのは…。
地平線を覆う雲 |
なまら曇ってるべや!
(↑思わず飛び出す北海道弁)
(↑思わず飛び出す北海道弁)
誰だよ晴れるって言ったやつは。責任者でてこ~い!
しかも暖冬の影響か、肝心のジュエリーアイス(川が凍ったもの)が少ないし、小さい。
ダブルでショックです…。
2019年1月13日付 ハフポストより |
↑本当はこんな感じになるはずだったんだけどなー。
絶望を乗り越えて人は強くなる
1/5、道央では久しぶりにまとまった雪が降り、新千歳空港が大混乱となった日でありました。(帰りは高速道路が通行止めで、えらい目にあった。)
しかーし!曇天ごときで片道250kmのドライブを無駄にしてなるものか。
新米風景写真家はへこたれません。寒々しさを前面に打ち出した景色を切り取ってみせる!
濡れているように見えて完璧に凍っている砂浜。 |
カッチカチなので、砂浜に足跡がつかないよ~
去年より暖かいとはいえ、-9℃の氷の世界(リンゴ売りはいません)。この日はどんどん風が強くなる予報でしたが、既に強い風が吹いていました。体感温度はグッと下がります。
↓波で砂が削られて小さな崖が出来ています。そこに氷が…。
砂と一体化? |
どうやったらここに刺さるんでしょう?押し波の力ですかね。
小さな砂丘はところどころで硬い氷の塊になっていました。 |
落ちている氷を波に洗わせて、ヤラセジュエリーアイスを作ろうと思ったら…。
凍った砂としっかり結合されていて、ビクともしません。 |
↓こんな砂地を見つけました。
人形劇「三国志」のオープニング! |
砂漠の風紋のようになっています。白く見えるのは氷の粒。この砂模様は、風がつくった模様なのか、満潮時に波が削った模様なのかは不明。
去年、あまりの寒さに「目出し帽がほしい!」と言っていましたが、有言実行。この日のために、バラクラバを購入しました!
コレのメリノウール版↓
モンベル (mont-bell) ジオライン L.W. バラクラバ
道東のしばれる寒さもへっちゃらです。が、口の周りが息で凍りました。
まとめ
ジュエリーアイス・リベンジ。早起きがんばったけど、ダメでした。
自然が相手では、ちっぽけな人間のささやかな努力なんて、報われないことの方が多いのです。まして北海道の冬。いつなんどき天候が急変してもおかしくはない。
それでも、こんな曇天かつ、お目当てのジュエリーアイスが不作なのに、文句ひとつ言わず付き合ってくれた友達に感謝です。
ジュエリーアイス撮影は今回が最後になりそう。早起き&長距離ドライブが、老いた身体には堪えました。気持ちはいつでも二十代なんだけど。
次回は有名(?)な「霧氷スポット」に立ち寄った時のことを書こうと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
「ジュエリーアイス」商標登録 豊頃町「自由に使って」 企業の独占予防:どうしん電子版(北海道新聞)
【豊頃】十勝管内豊頃町の大津海岸に冬期間漂着する「ジュエリーアイス」が商標登録された。町が特許庁に出願していたもので、担当者は「ジュエリーアイスの呼称をなるべく自由に使ってもらい、多くの人に名前が広...
砂浜が凍る!!!Σ(゚д゚;)
返信削除カルチャーショックだわ… 砂って凍るんですね。いっしょに貝やらカニやらも冷凍されちゃってるのかしら?溶ける頃に取りに行こう!
>うまんまさん
削除そうですね~貝とかどうしてるんだろ?砂の深いところは実は暖かいのかもしれませんね^^
今回の写真、一般の人が「海」という言葉から思い浮かべる風景の、対極に位置してますね(笑)