2018/01/22

札幌モーターショー2018に行ってきました





1/21(日)、札幌ドームへ「札幌モーターショー2018」を見に行きました。


生まれて初めてのモーターショー


自分には一生縁のないイベントだと思っていましたけれど、今回はnaoの会社絡みで、タダで入場できる機会を得ました。

テレビで「東京モーターショー」のニュースを見る限り、
・各社一押しの車やコンセプトカーが勢ぞろい
・お客さんはたいていが車好きの男性
・きれいなお姉さん(コンパニオン?)が車に手をついてポージング
・それを激写するお客さん

といったイメージを抱いていました。

まったくもって、アラフォーのオバチャンが入り込める余地を感じないイベントです。実際のところは、どのような空間なのでしょうか?



会場全体の様子・子ども連れは注意が必要


広い札幌ドーム一面に、各メーカーのブースが設置されています。

我が家はバイクや水上ジェットには興味がなかったので、見て回ったのは普通の四輪車両のみです。

フォルクスワーゲンのブースには休憩できるスツールがあり、モバイルの充電用ケーブルも設置されていました。

輸入車のコーナーはディーラーが出展しているせいか、高級感という点で国内メーカーとのブースの差はなかったです。

国内メーカーのブースは、BGM以外に液晶パネルでコンセプト・ムービーを大音量で流していて、若干騒々しい印象でした。

お客さんは、やはり男性が多め。しかし意外に家族連れも見受けられました。

早い時間に行ったこともあり、激混みではありません。

帰る頃(11時過ぎ)に、人とすれ違うのにちょっと苦労する、といった程度でした。



ただ、家族連れで来年参加を考えている方は、少し注意が必要です。

ドアに手を挟んだのか、爪を真っ黒にして泣いている子供がいました(両親が様子を見ていました)。

会場には子どもが遊べるスペースは一切ありませんし、基本的に来場者は車しか見てません。(予約制の託児所はあります)

たくさんの人がドアやハッチバックを開けたり閉めたりするので、就学前の小さなお子さんは連れて行かない方が無難だと思います。



アルファードのラグジュアリーシートに感激


一番興味を引かれたのは、トヨタのアルファードです。
エグゼクティブラウンジ仕様の後部座席が、最高に快適でした。


アルファードHPより


座った瞬間、社長気分が味わえる贅沢なつくりです。

電動でフットレストが動き、膝から下をしっかり支えてくれます。座面はフルフラットにすることが可能。



まるで飛行機のような読書灯(室内灯?)がついていて、明るさは三段階で切り替えできます。

このシートに座っていれば、実家までの片道300kmも、一瞬のように感じられるかもしれません。

最初はnaoも一緒に「いい椅子だ!」と興奮していたのですが、「でも、俺が座ることって、ないんだよなぁ」とポツリ。

ドライバーであるnaoにとって、一番重要なのは運転席とその周辺なわけで。

アルファードの運転席は、後部座席に比べると実に普通で、興味をそそられなかったみたいです。

でもでも。今の車では絶対にやりたくないけど、この車なら、車中泊も全然苦じゃないと思うんですよね。

たとえば札幌から豊頃のジュエリーアイスを見に行こうとした時、夜中に出発して現地付近の道の駅で仮眠をとれば、時間にも余裕ができるし、身体も楽だと思います。車中泊なら、naoもこのハイグレードな後部座席を堪能することができますし。

いいなぁ、アルファード。カヤックとか積んでも、全然余裕なんだろうなぁ。

まぁ、値段(ハイブリッド本州仕様で7,358,040円)を見て「…夢のまた夢」と諦めましたけれども。



ランボルギーニと中田翔




ひときわ華やかで、人だかりのできていたブースが「ランボルギーニ」です。

私の中でランボルギーニといえば、日本ハムファイターズの中田翔選手。


2017年6月24日付 SANSPO.COMより

2017年6月、MVPの賞品だったランボルギーニ(の一年間所有権)を、ホームラン二本で見事ゲット!

以前はランボルギーニ・アベンタドールを所有していた中田選手ですが、こういうド派手な車が似合いますよね。



庶民の私には、ランボルギーニは車には見えませんでした。

どちらかというとトランスフォーマーとか、ガンダムの仲間に見えました。

今にもロボットに変形して、しゃべり出しそうな感じです。



高級車の凝ったギミック


二つご紹介します。どちらもドア周りです。

一つ目は、RANGE ROVER VELARのフラッシュドアハンドル。



車両をロックするか、時速8kmを超えるとドアハンドルが格納されて、完全にフラットになります。

RANGE ROVER VELAR HPより


記事を読んでいる女性陣から「…で?」って声が聞こえてきそうですけど、男のロマンってやつですよ!きっと。

男のロマンであることは否定しませんけどね。造形美以外にも、空気抵抗を減らして燃費を良くするという機能性も兼ね備えているんだよ。


二つ目は、レクサスのLS500h。

軽くしまってから…

しっかり閉まる。二段階仕様。


こちらは写真だと分かり辛いと思いますが、ドアを閉じた時に、一度半ドア状態になって、そのあと静かに閉まる、という仕様です。

お抱え運転手が外からドアを閉めてくれる…そういう人向けの車です。

スタッフが常についていて、ドアの開閉をしてくれました。

LS500hの室内


私は車を降りるとき、ドアの閉め方が乱暴だと、naoによく注意されます。

この機能がついていたら、怒られることがなくなるんだけどなぁ。

しかし価格は、驚きの11,200,000円~。

…。

庶民は車に頼らず、自分で力加減を調整して、静かに閉める努力をするしかないようです。



コンセプトカーで目を引いたもの


「コンセプトカー」とは、展示目的で製作された車です。実用度外視、メーカーの夢や希望がそのまま形になったもの、と言えるかもしれません。

各社どことなく未来的なデザインが多い中、スバルのコンセプトカーは、「ちょっと頑張れば、商品化できそう」で、かつ「夢がある」ものでした。


車の上に、小さなテントが!

アウトドア好きな方には、魅力的に映ると思います。

子ども達も、こういう秘密基地的なものが好きですよね。

コンセプトカーなので、ハシゴは登れないよう加工してあり、テントに入ることはできません。

でも、ルーフキャリーの形状や強度を工夫すれば、実現できそうな気がしました。


【東京モーターショー2017】スバル XV ファンアドベンチャー・コンセプト…まるで移動秘密基地[詳細画像]



車以外のイベント「さっぽろスイーツカフェ」



札幌モーターショー限定スイーツを味わえる企画です。
「アンシャルロット」や「DOLCE VITA」など、札幌市内の有名洋菓子店が日替わりで出店しています。
日ハム主催試合でいうところの、ダイヤモンドシートとV.I.Pラウンジが会場となっていました。
私たちが帰る頃、すでに待ち時間は90分の表示が。

限定メニューとはいえ、90分待つのはツラいです。

私が90分待ってでも食べたいスイーツは、今のところ千歳にある「カフェモ・ルタオ」のパンケーキだけです。

ふわっふわのスフレみたいなパンケーキ、また食べたいな~。




さっぽろスイーツカフェで「甘いものスイッチ」が押されたため、家で「パティスリー・シイヤ」のチョコレートケーキを食べました。

「パティスリー・シイヤ」は、札幌で一番美味しいケーキ屋さんです。とあえて断言してみる。



まとめ 車に何を求めるか


長距離や高速道路で快適なドライブができる車なら、何でもいいな。高い車を買っても一生乗れるわけじゃないんだし。
駆け抜ける喜び。



モーターショーで2,000万円超の隣に、400万~500万円台の車が並んでいると大衆車に見えてくる不思議…。全然安くないのに、感覚がおかしくなります。

車って維持費にお金がかかるもの。生活必需品でもあり、贅沢品でもあります。

今回一番高価だったフェラーリは3,000万円超


身の丈に合った車を選びたいものです。

じゃないとnaoのように、万年金欠の生活を余儀なくされます^^

naoは、買ってそのまま乗るということができない人。
アンプ・テレビの購入、各種ランプ(フォグ・ブレーキ・ウィンカー)のLED化、スピーカーの入れ替え、国内で販売していないウィンカーレバーの取り寄せ、UVカットシートの貼り付け…などカスタマイズにも色々と出費しています。

車が好きな人なら、フツーなのかもしれませんが、私からしたら「なぜそこまで」と思うこともしばしば。

夫婦で車に対する価値観があまりに違うと、後々面倒かもしれません。

皆さんにとって、車とは何ですか?




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