2018/01/25

EOS7DMarkⅡの本領発揮!キクイタダキ・ゲットだぜ!




1/24(水)、平日ですけど、市内の公園へ野鳥観察に行ってきました。



今週は関東の方まで強烈な寒気が南下していますね。
札幌も、今日は冷え込んでいます。
朝方の気温ならまだしも、AM11時台で-7℃。
公園までの道がツルッツルで怖かった。



ツグミ団地


レンジャクは年明けに一度見た以来、探しても全然いないんです。
(記事の最後で、どこにいるのか判明します)

代わりにツグミが数十羽の大群をつくっていました。



レンジャクよりずっと身体の大きなツグミは、遠くからでも姿を確認できます。

一本の木にスズナリにとまっている様子は、まるで「団地」のようです。




近くのナナカマドの木がツグミの「食堂」。

どっしり腰を落ち着けて実を食べていました。





アカゲラとコゲラの合奏


ツグミ団地には別のお客さんがいるようです。

「コンコンコンコンコン…」と木をつつく音。

「ギィー」という声。

音と声で存在を主張しています。


アカゲラのメス

アカゲラさんのドラミング音は、周囲によく響きます。



コゲラのメス

コゲラさんはドラミング音より、声で見つけることの方が多いです。

木の幹と同化しています。

今日は二羽とも木の下の方にいたので、撮影しやすかったです。



不憫なシメさん




シメさん発見。相変わらず悪い顔です。くちばしが見事な「肌色」をしています。


枯葉をつまんでみた

さすがに枯葉は食べないだろう…と見ていたら。



あ、食べた


シメさんの主食は木の種子。自慢の頑丈なくちばしで、種の殻を割って、中身を食べます。


もぐもぐ


そんなシメさんが、枯葉を…。

食べ物の少ない冬を生き延びるのは、大変なんだなぁ。

がんばれ、シメさん!



初めまして、キクちゃんです


さて、記事のタイトルを飾った鳥さんのご紹介。当blog初登場です。

キクイタダキという鳥なのですが、ご存知の方は少ないかと思います。

私たちも昨シーズンの冬、野幌森林公園で偶然見かけて、その名を知った鳥です。


 キクイタダキ
全長10cm。日本で見られる鳥の中ではいちばん小さく、体重5グラムほど。全体はうすい緑色をしていて、頭のてっぺんが鮮かな黄色で、菊の花びらが貼りついているようなので、この名があります。たえずせかせかと飛びまわり、目が離せません。日本では冬鳥として渡来している他、北海道や本州の高山帯の針葉樹で繁殖します。平地では冬鳥で、林の中でも針葉樹で餌を探しています。




「菊を戴く」でキクイタダキです。私たちは「キクちゃん」と呼んでいます。

前に「レアポケモン」という比喩を使って紹介しましたが、とっても見つけにくいし、撮影しづらい鳥なんです。

声は良く耳にしますので、個体数はそれなりにいると思います。

「松毟鳥(まつむしり)」や「まつくぐり」の別名の通り、松の木の中で常に動き回っています。奥の方にいたら、見つけるのはまず不可能。

運よく姿を現してくれたとしても、小さいし、すばしっこいし、しかも松の葉で隠れて暗いし、全身を撮影するのが難しいのです。

チャームポイントは鮮やかな黄色の冠羽なので、そこはどうしても撮りたいじゃないですか。


お尻は難易度低。
ていうか、普段はお尻しか撮れない^^

それが今回、松の枝の先っちょに二羽、出てきてくれたおかげで、ついに撮影に成功いたしました!




松の木に向かって「キクちゃん!もうちょっと上!」とか「あと二・三歩左!」とか叫んでる中年夫婦。

通りかかった歩くスキーやお散歩中の皆さんの目に、どう映っていたか…心配。


横から見ると、こんな感じ。丸い!

真正面はちょっと変顔


菊の花びらのような冠羽

身体が軽いので、松の細い枝先にとまれます

細く高い声で「チーチー」と鳴きます。身体に比例して声量は小さめ


くちばしの横に黒いラインがあるので、実際より口が大きく見えますね




カメラをEOS7DMarkⅡに買い換えて良かった~。40Dなら、間違いなくブレブレです。



いつものフクロウさん


キクイタダキの興奮さめやらぬまま、フクロウさんのねぐらへ。

平日はさすがにカメラマンの数もまばら。




のんびりお昼寝を楽しんでいるようです。




今日も会えて、良かったよかった^^



シマエナガちゃんとマヒワちゃん


私は長時間のキクイタダキ観察で手足が冷え切ってしまい、車に戻りました。

ここからはnao一人で、ヤマセミさんを探しに行きましたよ。

ヤマセミ待ちをしていたカメラマンさんに話を伺うと、ここ数日現れていないとのこと。

今日も空振りだったみたいです。




代わりに、シマエナガちゃんを撮影してきました。




アイシャドーを塗ったみたいな黄色のまぶた。囲眼輪(いがんりん)というらしい。


高いところにいたマヒワちゃん



カワガラス夫妻


ヤマセミの近くで餌取りをしているカワガラス夫妻。

今日は、オスが虫を捕まえました。


「何?何か捕った?見せて見せて」とメスが寄ってきましたが…。


嫁「虫かよ…」 旦那「…サーセン」

写真じゃ伝わらなさそうなんですけど、メスのソッポを向くしぐさが鬼嫁感たっぷりでした。



レンジャクの大群に遭遇


公園からの帰り道。

ビーフシチュー用の肉を買いに「サンビーム」へ寄ったら、空を舞う小鳥の大群が!

双眼鏡でのぞいてみると、レンジャクでした。…こっちに居たのか~。

200羽以上いたんじゃないかな…。とにかくすごい数です。

電線や平らな屋根にとまって、すぐ飛び立ち、空を旋回します。相変わらずせわしない^^

環状通りにはナナカマドが植えられているので、それを狙っているのでしょう。

雪雲が空を覆って暗くなっていたのと、レンジャクが遠かったため、証拠写真はありません。




今日は沢山野鳥を観察できて、写真も文章も長~い記事になってしまいました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



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